連載|美しきBoutique city、アデレードへ Vol.1

連載|美しきBoutique city、アデレードへ Vol.1

連載|美しきBoutique city、アデレードへ

オーストラリア・アデレード

美しきBoutique city、アデレードへ (2)

アデレードの賑わいを感じたいなら、ランドール・モールへ。500mにわたってレンガのプロムナードが続く。

穏やかな天候が多いアデレードらしい、いわば屋外ショッピングモールだ。オーストラリアを代表する自然派コスメ・ジュリークや、地元ならではの日用品が見つかるウールワース、カフェやレストランが集まっている。

ぜひ立ち寄りたいのが、この街生まれのヘイグス・チョコレート。

1915年創業で、200種類にも及ぶすべての商品が丁寧に手作りされている。

味にうるさい日本人でも虜になる上質な美味しさ。カエルを象ったチョコレートが有名だが、期間限定で店頭に並ぶシーズナルスイーツにも注目だ。

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建築好きには、この通りにあるアデレード・アーケードも興味深いだろう。街で最古のアーケードで、ヴィクトリア風のクラシカルなインテリア&エクステリアは、一見の価値ありだ。

素顔のアデレードを覗きに行くなら、セントラル・マーケットへ。140年以上にもわたって市民の胃袋を満たしてきた。生鮮品、スイーツ、乳製品、ワインなどあらゆる食材の店が、80軒以上もが並んでいて、時間が経つのも忘れてしまう。

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フレッシュフルーツを絞ってくれるジュース店、好みのナッツをその場ですりつぶしバターにしてくれる店、自然派のローフードを扱う店など、食に関するあらゆる興味を満たしてくれる。歩き疲れたらカフェでひと休み。

市内の移動は、シティを巡回する無料バス、トラムが便利だが、散歩感覚でどこへでも行ける距離なのがブティック・シティの魅力のひとつ。

そんな街でステイするなら、ぜひ選びたいのが個性光るブティック・ホテルだ。

ランドール・モールの入り口に立つメイフェア・ホテルは、ノーステラスまでも徒歩5分ほどという好ロケーション。

1934年に建設が始まったクラシカルな面影を持つホテルは、ロマネスクスタイルをベースに、人工石であるベネディクト・ストーンをあしらったり、タイルを使った屋根を付けたりするなど遊び心も加えられている。

現在も、当時の建築を最大限に生かし、エレガントなアデレード滞在を演出してくれる。

屋上には、建築家の名前をとったヘネシーというルーフトップバーがあり、専用エレベーターでのみ入場可能。仕事帰りの市民たちがグラス片手におしゃべりに興じる社交の場ともなっている。

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このバーを訪れたらぜひ味わいたのが、HONEY TRAPというウォッカベースのシグネチャー・カクテル。ホテルの屋上で育てられた蜜蜂がつくったハチミツを使う、ここでしか味わえないお酒だ。

ハニーの甘味とジンジャーの辛さ、レモンの酸味が程よく混ざり合い、爽やかな飲み口で食前酒にもぴったり。以前は、会員のみに許されていたというプライベート感たっぷりのバーで、旅の疲れをゆっくり癒してからベッドに入るのもいいだろう。

日本からアデレードへは、直行便でまずシドニーやメルボルンに入り、国内線で約2~1.5時間。この街を拠点に、ワイナリー巡りやネイチャーツアーに出かけるのがおすすめだ。

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次回は、カンガルー島へご案内。


オーストラリア政府観光局 : http://australia.jp

南オーストラリア州政府観光局 : http://tourism.sa.gov.au/

南オーストラリア博物館 : http://samuseum.sa.gov.au/

ランドール・モール : http://rundlemall.com/

ヘイグス・チョコレート : https://www.haighschocolates.com.au/

セントラル・マーケット : https://adelaidecentralmarket.com.au/

メイフェア・ホテル : https://www.mayfairhotel.com.au/


ABOUT
牧口じゅん

牧口じゅん|MAKIGUCHI June 共同通信社、映画祭事務局、雑誌編集を経て独立。スクリーン中のファッションや食、音楽など、 ライフスタイルにまつわる話題を盛り込んだ映画コラム、インタビュー記事を女性誌、男性誌にて執筆中。