ART|ヴィンテージポラロイドカメラ“SX-70”を限定発売「Comic Foregrounds Exhibition by Wonder Worker Guerrilla Band.」

ART|ヴィンテージポラロイドカメラ“SX-70”を限定発売「Comic Foregrounds Exhibition by Wonder Worker Guerrilla Band.」

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ART|「Comic Foregrounds Exhibition by Wonder Worker Guerrilla Band.」

サスクワァッチファブリックス×インポッシブル

ヴィンテージポラロイドカメラ“SX-70”を限定発売

SASQUATCHfabrix.(サスクワァッチファブリックス)がカスタムした折りたたみ式の一眼レフ“SX-70”が、限定で300セット発売される。12月1日(土)から12月9日(日)まで、東京・中目黒のImpossible Project Spaceにて、デザイナーWonder Worker Guerrillla Band (ワンダーワーカーゲリラバンド)によるポラロイドカメラでのインスタレーションを開催する。

Text by MATSUDA Natsuki(OPENERS)

複製不可能な時間と映像を刻む

ポラロイドカメラの魅力とは、撮影してから長すぎず早すぎず、絶妙な時間で映像が浮かび上がるのを待つという一連の動作に、面白さがある。ポラロイド創始者のエドウィン・ハーバ-ド・ランド博士により1947年にインスタントカメラと呼ばれるものがこの世に誕生し、1972年に生まれた“SX-70”。折りたたみ式の一眼レフという画期的なプロダクトデザインにより、アメリカンポップアートの巨匠アンディ・ウォ-ホルが愛用、製品のPRにはチャールズ、レイ・イームズ夫妻が関わっていたことでも知られている。

そのSX-70とコラボレーションするのは、長岡造形大学で建築デザインとテキスタイルを学んだ横山大介と荒木克記が、2003年に東京で設立したデザインユニット、ワンダーワーカーゲリラバンド。メンズブランドのサスクワァッチファブリックスとEOTOTO(エオトト)を手掛けつつ、2012年にオペラシティで開催された「感じる服・考える服」に参加するなど、数多くの創作活動も積極的に行っている。

「Comic Foregrounds Exhibition by Wonder Worker Guerrilla Band.」02
「Comic Foregrounds Exhibition by Wonder Worker Guerrilla Band.」  03

今回、ワンダーワーカーゲリラバンドがカスタムをほどこしたのは、1976年に発売された、シャッターボタンが青く、底面に三脚穴が開き、背面にストラップがつけられる仕様になっているALPHAモデルと呼ばれているものだ。このモデルの革を独自に選び、さらにサビ加工を施した鉄板をあてている。

会場では、コラボレーションした1970年代のヴィンテージポラロイドカメラ“SX-70”、シリアルナンバーとサインの入ったフィルムを限定300セット販売するという。そして今回の作品のモチーフとして、ワンダーワーカーゲリラバンドが焦点を当てたのは観光地でお馴染み、見かけるとついつい顔をはめたくなる不思議な魅力をもつ、絶対的な被写体に変貌する“顔出し看板”だ。

ポラロイドカメラと顔出し看板によって、時間の経過と人為的関係で生み出される「物語」、記憶のなかにある「どこか懐かしい」風景にリンクする時間と映像を刻むインスタレーション。ワンダーワーカーゲリラバンドが生み出す複製不可能な世界感をぜひ会場で感じてほしい。

ヴィンテージポラロイドカメラ“SX-70”
価格|5万5000円

ストラップ
価格|1万1000円

フィルム
価格|2499円

「Comic Foregrounds Exhibition by Wonder Worker Guerrilla Band.」
日程|2012年12月1日(土)~12月9日(日)
時間 |12:00~18:00 (火・木・日) /12:00~20:00 (水・金・土)
休館日|月曜日
会場|Impossible Project Space
東京都目黒区青葉台1-20-5 2階
Tel.03-5459-5093
http://www.the-impossible-project.jp

SASQUATCHfabrix.(サスクワァッチファブリックス)
http://www.sasquatchfabrix.com