アルピーヌとケーターハムが新型車を共同開発|Renault

アルピーヌとケーターハムが新型車を共同開発|Renault

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Caterham|ケータハム

アルピーヌとケーターハムが新型車を共同開発

ルノーの子会社ブランド、アルピーヌと、イギリスで「スーパーセブン」に代表されるライトウェイトスポーツカーをつくりつづけるケータハムがパートナーシップを締結し、共同で新型スポーツカーの開発をおこなうと11月5日に発表した。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

よく似たブランドの共同作業

アルピーヌとケータハムが共同で新型のスポーツカー開発をはじめる。アルピーヌは1955年にジャン・レデレが、ルノーの「4CV」をベースにした「A106」の製造から出発した、軽量で俊敏かつ流麗なスタイリングを特徴とする自動車メーカー。1970年代にはラリーやル マン24時間レースなどで優勝もかざっており、現在はルノーの傘下でスポーツモデルの製造を手がけている。

いっぽう、ケータハムはロータスを祖にもつ「セブン」の製造を1950年代に開始。スポーツカーが必要とするエッセンスを詰め込んだモデルを、変わらぬ形のまま製造しつづけてている。

両社のパートナーシップは、来年1月に、現在ルノーが100パーセントを保有する「Automobiles Alpine Renault」の株式のうち、50パーセントをケータハムが引き受けることでスタートする。

あたらしい会社名は「Société des Automobiles Alpine Caterham」となり、アルピーヌのディエップ工場に本拠を置く。このフランスのノルマンディー地方にある工場はアルピーヌが1969年に建造、ブランドを代表する「A110」をはじめ多くの車両を送り出してきた、歴史ある工場だ。アルピーヌブランドの車両製造が終了したあとも、現在まで「メガーヌ R.S.」や「クリオ R.S.」「トゥインゴ R.S.」など、ルノーのスポーツモデルを生産しつづけている。

この協力は合併ということではなく、あくまでもベンチャー企業としてスタートし、アルピーヌの親会社である「ルノー」と「ルノー スポール」および、ケーターハムグループの「ケータハム テクノロジーズ アンド イノベーション(CT&I)」がお互いに技術を持ち寄り、共同であたらしい車両を研究、開発、製造する予定だという。

そのため、ルノーおよびケータハムの現行車種やブランドに影響をあたえることはなく、ケータハムの車両も今までどおりにイギリスのダートフォードの工場で生産されつづける。

このプロジェクトで計画される車両は、軽量かつ俊敏性を旨とするアルピーヌブランドのDNAと、手の届く範囲の楽しさ(accessible fun)というケータハムのDNAをあわせもったものになるといい、3~4年以内には発売に漕ぎつける予定だ。両社ともに、最先端のテクノロジーを研究しつづているF1チームを擁し、ライトウェイトかつ手ごろなスポーツカーを提供するブランドなだけに、いまから、プロジェクトの成果が楽しみだ。