レクサスの新型フラッグシップセダン「LS500」に試乗|Lexus

レクサスの新型フラッグシップセダン「LS500」に試乗|Lexus

Lexus LS500 EXECUTIVE

CAR IMPRESSION

レクサスの新型「LS500」に試乗|Lexus

レクサスの新型フラッグシップセダン「LS500」に試乗 (2)

リニアな加速感が楽しい

先に触れたようにまずエンジンがよく回り、加速マナーが気持ちよい。600Nmの最大トルクがわずか1,600rpmから出はじめることもあり、クルマは野生のネコ族を思わせるほど力強く地面を蹴り立てていく感じだ。

アクセルペダルの微妙な動きにもよく反応してエンジンは繊細なフィールで回転を上げたり下げたりする。ダイレクトにドライバーとクルマがつながっている感覚は上質なスポーツセダンとして高得点だ。

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Lexus LS500 F SPORT

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ブレーキペダルのフィールも、ドライバーの微妙な力にていねいに追随し、まるで自分の脚で走っているかのようなフィールといえる。

ステアリングホイールは中立付近から反応がよく、剛性感あふれるシャシーは、ドライバーの意図どおりの舵角で向きを変えていく。かといって神経質ではない。上手な調整だ。

とくに気に入ったのはLS500 F SPORTという最もスポーティな仕様だ。足回りのしっかり感といい、スポーツドライビングにかけては、他のグレードと一線を画す感じすらある。

メーターのバイナクル(ひさし)の左側にロータリー式のドライブモードセレクトが備わっているので、これを“いじる”のもLSの楽しみとなる。

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「ノーマル」モードは高速道路など快適な気分で走るときに向いている。いっぽう「スポーツ」ではエンジン回転域が上がり、「スポーツ+」では(ふだんはあまり使わないだろうが)ハンドリングによりダイレクト感が出る感じだ。

僕が好きなのはスポーツモードで、「LC」のときもそう感じたが、これを使わないと、LS500にせっかく乗っている価値がないと言いたくなるほどだ。

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3,444ccのV型6気筒はハイブリッドのLS500hの3,456cc V6ユニットよりロングストローク。最高出力310kW(412ps)を6,000rpmでという高回転型だ。

最大トルクは600Nmもあり、1,600rpmから4,800rpmの広い範囲で発生する設定である。つまりごく低回転域から力があり、エンジン自体は回すとリニアな加速感が楽しい。