ジャガー初のコンパクトSUV「E-Pace」試乗|Jaguar

ジャガー初のコンパクトSUV「E-Pace」試乗|Jaguar

Jaguar E-Pace R-Dynamic S P300

CAR IMPRESSION

Jaguar E-Pace|ジャガー Eペイス

ジャガー初のコンパクトSUV「E-Pace」試乗 (2)

スポーティなハンドリング

パリからチャーター便で向かったコルシカ島の北端、ポルトベッキオ近くの試乗会場に用意されていたのは、300psのガソリン仕様「P300」と、240psのディーゼル仕様「D240」だった。

コルシカ島は大部分が山で平野が一部にはあるけれど、ほとんど海に面した陸の縁だけ。その点は日本に似ているといえば似ている。選ばれたコースは山を縫っている屈曲路だ。

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Jaguar E-Pace R-Dynamic S P300

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E-PACEのライバルと目されているのは、メルセデスベンツなら「GLA」、BMWは「X1」。さらにデザインという面からはアウディ「Q2」やボルボがまもなく日本発売する「XC40」も。

コンパクトなサイズのSUVは、都市部での使い勝手もよく、日本でも成長著しいマーケットだ。つまりE-PACEには熾烈な競争が待ち受けている。

そこにあって、今回乗った2つのモデルは、かなり傑出した出来だと感じさせてくれた。ひとつにはパワフルであること。もうひとつはハンドリングのスポーティさだ。

P300の1,995cc「インジェニアム」ユニットは、221kW(300ps)の最高出力と400Nmの最大トルクを発生する。

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最大トルクは1,500rpmから発生しはじめるので出足の瞬発力に優れるが、その後エンジンがスムーズに上の回転域まで吹け上がり、リニアにパワーが湧き上がる感覚は素晴らしい。

試乗車は20インチリム径のホイールを装着。ステアリングホイールを切り込んだときの反応は期待以上に鋭く、しかしそれでいて過敏ではない。

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オフロード性能もセリングポイントのピュアスポーツでないわけだが、オンロードでの楽しさをうまくバランスさせていると感じられた。

乗り心地も予想以上によいという印象だった。最初からSUV用に設計されたシャシーのせいもあるだろうか。サスペンションシステムのアームも余裕をもって動く感じである。

ディーゼルのD240は177kw(240ps)と500Nm。ディーゼルとは思えないスムーズな回転マナーをもつエンジンだ。1,500rpmから2,000rpmの少し手前が常用域。軽くアクセルペダルを踏んでいるだけで十分だ。