Happy? Half Century
戸田恵子×植木 豪
CASUAL LIVE 17と、BGブランド初のニット帽
CASUAL LIVE 17を終えた感想と、BGブランド初となるニットキャップが登場!2018年もどうぞ宜しくお願い致します。
Text by TODA Keiko
CASUAL LIVE 17
戸田恵子(以下、戸田)・植木豪(以下、植木)お疲れ様でしたー!!
戸田 一昨年同様、12月、渋谷のJZ Bratでのライブでしたがどうでしたか?まあいつもと変わらないLIVEですけど。
植木 いやいや、回を重ねるごとに変わってきてると思いますよ。姉さんの歌と荻野さんのピアノとの掛け合いがどんどん進化してきてると思います。姉さんのLIVE独特の歌い方もあるしね。お客さんはそういうのを楽しみにしてきてると思います。
戸田 それはそれはありがとうございます。(笑) 実はピアノのキヨちゃんもいつも言ってくれるんだよね。私の歌がどんどん進化してるって。自分なりに分析してみると、上手くなってるわけではなく、空間力というか、あのJZ Bratの空間で唄う力みたいな、そんな力が少しずつついてきたのかなと思ってます。
植木 その雰囲気、よく伝わってますよ。普段の姉さんとは違う楽しさがある。トークライブのような。
戸田 LIVEはいつもやるまでが大変だと思うけど、やるたびにLIVEはいいなーと思いますね。本当に幸せを感じる場だなと。せっかく来てくださったお客様にはトークも含め、楽曲もその時ならではのものをお届けしたい。いつもそんな気持ちでいっぱいです。
植木 僕とのお喋りもライブならではと思いますが、いつも楽しいですよね。12月ということで、今年もサプライズしてもらって本気で驚きました。(笑)
戸田 そ!12月は豪の誕生月だから、いつもこっそりキヨちゃんと考えるのが楽しいです。今年は最高でした!これもライブ感。お客様もびっくりしたと思います。(笑)
植木 Xmasメドレーもいつも心地良いです。僕達の楽曲、Dancin’ on the earthもピアノ一本のアレンジで、段々大人っぽく歌えるようになったのでは?
戸田 そうですね。キヨちゃんも気に入ってくれてます。そして豪のダンス。
植木 いつもあそこでしかできない特別なダンスを踊ってます。だからいつもとても楽しみだし、成長に繋がってると思います。アクロではなくポッピングのソロダンス。自分の好きなダンスを好きな曲で踊る空気感。良い意味でめちゃくちゃ緊張感もあります。
戸田 いつも素晴らしいダンスでLIVEを盛り上げてくれて感謝しています。ありがとう!
植木 僕も楽しんでますから。
戸田 そして、昨年11月に急逝した盟友の鶴ひろみさんを偲んで何か追悼の歌を歌いたかったので、Kiroroの『Best Friend』を選びました。もちろん本当に急な出来事だったので予定には入ってなかったのですが、やはり何か歌いたいと思いました。言葉で語るより、歌いたいとね。
植木 変な言い方ですが、すごく良かったです。
戸田 まだ四十九日も前の時期でね、きっと側で聴いててくれるような気がしました。その時はドキンちゃんのカードも側に立ててずっと唄ってたし。ただ、どうにも泣いてしまうので、譜面のところに豪のイラスト描いてもらってね、それ見て和んで唄えるように。
植木 そうでしたね。イラストが役に立って良かったです。
戸田 なんとか泣かずに届けられたと思います。もしかしたらXmas LIVEに本人が来てたかもしれない、そんなLIVEでしたから。ライブ会場では鶴さんはいつも並んでBGブランドの商品を買ってくれてたんですよね。
植木 姉さんからいつも聞いてます。アンパンマンファミリーの中でも特にヘビーユーザーだったと。
戸田 ホントにそう。よく着てくれていました。昔のものも大切に長く使ってくれていました。私の中ではまだまだお別れできてないのだけど『Best Friend』を歌ったことによって、小さなお別れをしたような気持ちです。けじめをつけるのは中々に難しいものです。でも歌うことで何かを届けたいとか、祈りにも似た気持ちを大事にしたいと思いました。
植木 お客さんにもきっと伝わったと思いますよ。
戸田 ありがとう。LIVEでは新しい曲も発表したいですよね。どんな曲がよいでしょう?
植木 やっぱりエール曲かなと。僕たちの、僕たちなりのエール曲。還暦なのに側転ができちゃう人と、42才で飛び跳ねてるダンスしてる僕とが作るエール曲。(笑) 元気が出る歌を。
戸田 考えるだけでわくわくするね。
植木 ますます姉さんと荻野さんとの二人の相乗効果を期待してます。
戸田 キヨちゃんの奏でる音色の変化。表現力。アレンジ力。そして豪のキラキラダンスとハーモニー!最強チームだと思っています。感謝。今年もどうぞ宜しくお願いします。