新しくなったSクラス クーペとカブリオレに試乗|Mercedes-Benz

新しくなったSクラス クーペとカブリオレに試乗|Mercedes-Benz

CAR IMPRESSION

Mercedes-Benz S 560 4MATIC Coupe|メルセデス・ベンツ S 560 4マティック クーペ

Mercedes-AMG S 63 4MATIC+ Coupe|メルセデスAMG S 63 4マティック+ クーペ

Mercedes-Benz S 560 Cabriolet|メルセデス・ベンツ S 560 カブリオレ

Mercedes-AMG S 63 4MATIC+ Cabriolet|メルセデスAMG S 63 4マティック+ カブリオレ

新しくなったSクラス クーペとカブリオレ試乗 (2)

乗り心地は快適指向も運動性能は折り紙付き

乗った印象はそれぞれ微妙にキャラクターがあって面白かった。メルセデス・ベンツ S 560 4MATICクーペは快適指向が強く、サスペンション設定も基本的にはソフト。

もちろん2,000rpmから700Nmもの大トルクを出すので中間加速性能などはなみのスポーティセダンの比ではない。メーカー発表による静止から100km/hまでの加速データにしてもわずか4.6秒しかかからない。

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Mercedes-Benz S 560 Cabriolet

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Mercedes-Benz S 560 4MATIC Coupe

ロサンジェルスといえば海沿いのパシフィックコーストハイウェイが有名かもしれない。太平洋を見ながら走る快適な道だ。ここではゆったりした乗り心地がぴったり合っていて、カリフォルニアで愛されてきたクルマだという先代までの歴史もよく理解できる。

エンジンは従来の4.7リッターV8に代わるもので、ひと足先にS 560セダンで実力証明ずみだ。排気量はだいぶコンパクトになったけれど、従来の335kW(445ps)に対して345kW(469ps)へとパワーアップしている。

とりわけクーペではバルブリフトコントロール機構「カムトロニック」を使い、低負荷時には4気筒を休止させる。それによって新エンジン、パワーは上がるいっぽう、燃費は8パーセント向上しているそうだ。

印象は後輪駆動のS 560カブリオレでも基本的には変わらない。フルオープンになるソフトトップだがウィンドシールドが前席乗員の頭上まで伸びているため、風の巻き込みなど皆無。多少寒いときは温風を首元に出すエアスカーフが役に立つ。

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Mercedes-Benz S 560 4MATIC Coupe

クーペでもカブリオレでも路面の凹凸はていねいに吸収してくれるうえ、走行中の騒音レベルもかなり低い。試乗車のシートは「デジーニョ」というオプションのパンチング加工されたナッパレザー張りで、体を包みこんでくれるようなソフトさが心地よかった。