新型ベントレー コンチネンタルGTが日本上陸|Bentley

新型ベントレー コンチネンタルGTが日本上陸|Bentley

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Bentley Continental GT|ベントレー コンチネンタルGT

新型ベントレー コンチネンタルGTが日本上陸 (2)

新たなトライをした細工の数々

インテリア全体の印象は大きく変わってはいない。“ウイングドB”からインスピレーションを得てデザインされたインストルメントパネルは大きく左右に広がるような意匠が特徴。サイド部分までウッドが伸びたことから、これまで以上に広がりを感じさせている。

さらに、新型コンチネンタルGTでは初の試みが多数採用されている。その一つが、ベントレー初となるデジタルメーターだ。それにより、タコメーターとスピードメーターの左右の位置を入れ替えたり、ナビゲーションやナイトビジョンをメーター内に表示することも可能になった。採用理由について、ベントレー モーターズ ジャパン マーケティング・PR・アカデミー マネージャーの横倉典氏は、「デジタル特有の動きをさせたり、ギミックにこだわったりするのではなく、あくまでもきれいにアナログメーターを見せ、かつ機能を充実させる目的です」と述べた。

Bentley Continental GT|ベントレー コンチネンタルGT
Bentley Continental GT|ベントレー コンチネンタルGT

また、オプションではあるが、ローテーションディスプレイも大きな特徴となっている。具体的には、インストルメントパネルのセンタークラスターで、三角柱のパネルが回転するというもの。エンジンをかけると12.3インチのモニターが現れ、ナビやオーディオの操作ができる。一方、もっとドライビングに集中したい場合には、120度回転し、外気温度とコンパス、クロノメーターの3連メーターが現れる仕組みだ。前出の横倉氏によると、かつてのベントレーボーイズが使っていたようなメーターをイメージしているとのこと。エンジンを切るとさらに120度回転しウッドパネルに戻る。

このほかにも、さまざまな部分で新たな試みがなされ、ラグジュアリー性の向上が図られた。これまでベントレーのインテリアのアルミパネルには“エンジンターンド”と呼ばれる銀杏の葉ような模様が描かれたものや、シフトノブなどに施されている“ローレット加工”が特徴的だった。しかし、新世代のコンチネンタルGTを開発するにあたり、次の100年を見据え、これまで通りのものではない、新しい何かを産み出そうという、ベントレーモーターズCEO、ウルフギャング・デュラハイマー氏の指示のもとに開発されたのが、“コート ド ジュネーブ”と呼ばれる、センターコンソールに配された細工だ。スイスの高級時計などに用いられるモチーフで、アルミパネルに5mm幅ごとに0.1mmの高さの違いを設け、車内に精巧なイメージを演出している。

Bentley Continental GT|ベントレー コンチネンタルGT 022
Bentley Continental GT|ベントレー コンチネンタルGT 023

また、ダイアル類に用いられる“ダイヤモンドナーリング”もベントレーとしては新しい装飾方法だ。ダイヤモンドのようにひし形の模様が配されるが、模様そのものにも0.3mmほどの段差があり、グリップ感も高まっている。

レザーにも“ダイヤモンド イン ダイヤモンド”と呼ばれる新たな装飾が用意された。これまでマリナーのオプションを選ぶと、ダイヤモンド キルトのレザー加工が施されていたが、その中にもうひとつダイヤモンドの刺繍をしたものである。

横倉氏によると、「革に刺繍をすると革自体が12パーセントぐらい収縮してしまい、刺繍をし続けると、刺繍でまっすぐな線を描くのが難しくなる。我々はそれを解決するために約18ヵ月間かけて新しいミシンを開発しました。その結果、早く、そして革にダメージを与えずにしっかりとまっすぐに縫製できるようになったのです」と説明。ちなみに、ダイヤモンド一つあたり712ステッチが必要で、1台あたり310,675ステッチ。そして、1台に使われる糸の長さの合計は2.8kmにも及ぶという。

Bentley Continental GT|ベントレー コンチネンタルGT 024