トヨタ、新スポーツブランド「GR」を発表|Toyota

トヨタ、新スポーツブランド「GR」を発表|Toyota

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トヨタ GR|Toyota GR

トヨタ、新スポーツブランド「GR」を発表

トヨタはスポーツカーシリーズの新ブランド「GR」を発表した。これまでのG’sなどのシリーズを一本化し、車両ラインナップやパーツ等の新アイテムを充実させていくという。第一弾として、「ヴィッツ」に「GR」と「GR SPORT」を、「プリウス PHEV」「ハリアー」「マークX」「ヴォクシー」「ノア」に「GR SPORT」を設定。今後はヴィッツに「GRMN」(2018年春頃)、「86」に「GR」、「アクア」と「プリウスα」に「GR SPORT」(今冬)を追加する予定だ。

Text & Photographs by UCHIDA Shunichi

GAZOOの起源は豊田社長の取り組みから

トヨタが導入する新たなるスポーツカーブランド「GR」とは「GAZOO Racing」から名づけられており、トヨタが推し進めているのカンパニー組織のひとつ、GAZOO RACING COMPANYが企画開発を行う。

このGAZOOという名称、近年さまざまなところで目につくことが多いが、その由来をご存じだろうか。その起源は20年前、現在の社長の豊田章夫氏が、当時課長だった時代に有志のメンバーで開発した中古車画像システムにある。

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当時営業地区担当員だった豊田氏は、販売店のバックヤード業務にTPS、トヨタ生産方式を導入しリーンで強靭な体制を築くとともに、顧客満足度を向上させようと販売店の物流関係に着手した。その中で生まれたのが中古車画像システムだった。その内容は、販売店に入った下取り車を、展示を待たずにすぐに画像で紹介するシステムで、再販までのリードタイムを短縮するという取り組みであった。

しかし、インターネットも普及していない時代でもあり、画像でクルマの商売ができるわけがない、さらにはモノを売る販売店にメーカーの改善は通用しないのではないかという猛反発に合い、このシステムはトヨタブランドを名乗ることができずに、“画像”から“Gazoo(ガズー) と名乗ったのだ。