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Lamborghini Aventador S Roadstar|ランボルギーニ アヴェンタドール S ロードスター
アヴェンタドール S ロードスターを発表
ランボルギーニは9月6日、フラッグシップモデル「アヴェンタドール S」のオープントップ版「アヴェンタドール S ロードスター」を、フランクフルト国際モーターショー(9月12日-24日)でワールドプレミアすると発表した。
Text by OPENERS
アヴェンタドールSをオープンエアで楽しむ
昨年末に大規模アップデートが施され名称に“S”が付いた「アヴェンタドール S」に、オープンモデル「アヴェンタドール S ロードスター」が登場した。
ランボルギーニCEOのステファノ・ドメニカリ氏によると、アヴェンタドール S ロードスターは「ドライビングの醍醐味や乗り心地はそのままに、オープンエアーで走るスリルが味わえる新次元の魅力を持ったクルマ。公道とサーキットの両方で、テクノロジーとパフォーマンスの新たな基準を生み出した」のだという。
ボディサイズは、全長4,797×全幅2,030×全高1,136mm。ホイールベースは2,700mmで、昨年末にデビューしたクーペと全く同じである。
エクステリアでロードスターの特徴となるデタッチャブルのルーフ部分は、マットブラック仕上げのカーボンファイバー製ハードトップパネルを採用した。広い室内空間を確保するため外側に膨らんだ形状で、重さはわずか6kgを実現。パネルは簡単に取り外すことができ、フロントトランクに収納する仕組みだ。
これにつながる車体後半部分はクーペとは全く異なるラインを持ち、ロードスターならではのエアロダイナミクスを発揮する形状になっている。
シート背後のリアウインドーは運転席のボタンで開閉可能で、いつでもV12サウンドを楽しめるほか、オープン状態でもクローズすれば、ノイズや風の巻き込みを最小限に抑えることができるという。
カーボンファイバーは、ボディだけでなく、サイドミラーやフロントガラスのフレーム、前後バンパー、サイドスカート、排気口など各所に大量に用いられるほか、カスタマイズが可能な「アド ペルソナム プログラム」により、ルーフパネル内側やコックピット周り、キャビン各所など、インテリアのさまざまな場所へも取り付けることができる。
発表されたボディがまとうターコイズの海のようなカラー「ブルー アエギル」のほか、V12エンジンをアピールするための透明なエンジンカバーも、このプログラムで選択可能になっている。