ブレゲが本気で古典を追求したら、こうなった! 「クラシック 7147」|Breguet

Breguet|ブレゲが本気で古典を追求したら、こうなった! 「クラシック 7147」

BASELWORLD2017

Breguet|ブレゲ

1775年の創業以来のアイデンティティを示す
上品で洗練されたディテールの追求と、その編集

やはり、神はディテールに宿るのである。この汚れなき美しさ、そして堂々感! 昨今のドレスウォッチの流行、そしてクラシック回帰のデザイントレンドを軽く一蹴するような、圧倒的な存在感が、この新作にはある。なぜだろう、決して派手さはないのに、今年のバーゼルで最も雄弁な1本に思えるのは……。

Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)

5つのディテールが奏でる、優雅なハーモニー

1.グランフー文字盤

グランフーとは、大きな炎の意味。ガラス釉薬を塗ったダイアルを炉で焼成する段階で文字盤が炎に包まれることから、この名がある。エナメル製法の基本とされるグランフーは、一色使いで、ごまかしは効かず、工程が多岐にわたることから失敗するリスクが大きい。さらにこのモデルではスモールダイアルを凹面としているが、こうしたシンプルなディテールこそ職人のワザを要する。そして、文字盤中心から3時位置に目線をズラすと、Breguetの隠しプリント(シークレットサイン)まで入っていることがわかる。

2.繊細なプリント

グランフー文字盤には、インデックスをプリントするのが慣習。植字したり、文字盤を彫ると、焼成して硬化した文字盤が割れてしまう恐れがあるからだ。アラビア数字インデックスはブレゲの初期ウォッチやクロックを想起させるものであり、筆で描いたような華奢な書体が特別感を高めている。筆記体ロゴも古典的。文字盤外周のミニットインデックスさえも雰囲気がある。

3.ブルースチール針

白い文字盤にはブルーの針が映える。しかも、ブレゲ得意のブレゲ針。時分針の先端に穴飾りを設けている。この穴も、よく見ると立体的になっている。だから陰影が美しくなる。相乗効果を狙って、意図してこのフォルムがある。

4.クラシカルなケース形状

ベゼルをなくし、文字盤を大きく見せているのも古典デザインの流儀。ラグは、まるで懐中時計に後付けして腕時計として転用した頃のシンプルなものである。このシンプルさが、ことさら時計の顔つきと合っている。

5.シースルーバック

楽しみは、裏面にも。コート・ド・ジュネーブ装飾およびペルラージュ装飾が施された見事なムーブメントが見れる。同時にシリコンヒゲゼンマイなど、最新のメカニズムも確認できる。

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腕時計の進化は留まるところを知らないが、その一方で、まるで時間軸を逆回転させるような、時計の原点をみつめたモデルもいいものである。なぜなら、そこには憧れがあるからだ。

新しい考え方。新しい技術。その時代のうねりに誰もが身を置く中で、決して変わることのない普遍の美しさは、優雅だ。その優雅さに憧れを抱くのは、自然である。

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クラシック 7147

Ref.|7147BB/29/9WU(7147BR/29/9WU)
ムーブメント|自動巻き。Cal.502.3SD
ケース素材|18KWG(もしくは18KRG)
ケース径|40mm
ストラップ素材|アリゲーター。ゴールドピンバックル付き
防水|3気圧
価格|230万円(18KWG)、228万円(18KRG) ※いずれも税別

問い合わせ先

ブレゲ ブティック銀座

Tel.03-6254-7211

https://www.breguet.com/jp