ブラックとイエローのコントラストで1970年代の雰囲気を再現

2014年のデトロイトモーターショーで発表されたコンセプトモデルをルーツにもつクロスオーバーモデル「ザ・ビートル デューン」。1960-1970年代にアメリカ・西海岸で当時のビートルがオフロード用に改造され、愛された歴史にちなんだ特別仕様車が昨年に引き続き登場した。

今年のデューンのベースとなるのは、昨年9月に販売が開始された「Rライン」。1.4リッター ターボエンジンが最高出力110kW（150ps）、最大トルク250Nm（25.5kgm）を発生し、クールな内外装が特徴のモデルだ。

デューンの特別装備では、スポーティなアンダーガード付きのバンパーをフロントとリアに装着。大型リヤスポイラーにくわえ、専用サスペンションにより全高が15mm上がり、18インチアルミホイールタイヤが与えられることで、クロスオーバーならでは力強さが演出された。

ボディカラーのディープブラック パール エフェクトに対し、インテリアはホイールカラーとおなじサンドストーム イエロー メタリックをダッシュボードとドアトリムに採用。1970年代の雰囲気が生み出された。また専用ファブリックシートやステアリングホイール、シフトノブなどにイエローステッチがアクセントとして施されている。

ボディカラーはディープブラック パール エフェクトのみで、販売台数は300台限定。価格は326万9,000円だ。

Volkswagen The Beetle Dune｜フォルクスワーゲン ザ・ビートル デューン
ボディサイズ｜全長 4,285 × 全幅 1,825 × 全高 1,510 mm
ホイールベース｜2,535 mm
エンジン｜1,394cc 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ
最高出力｜110 kW（150 ps）/5,000-6,000 rpm
最大トルク｜250 Nm（25.5 kgm）/1,500-3,500 rpm
トランスミッション｜7段AT（7DSG）
駆動方式｜FF
サスペンション前｜マクファーソンストラット
サスペンション後｜4リンク
最低地上高｜145 mm
タイヤ｜235/45R18
定員｜4人
販売台数｜300台限定
価格｜326万9,000円