マクラーレン オートモーティブ セールス&マーケティング 責任者にインタビュー|McLaren

マクラーレン オートモーティブ  セールス&マーケティング 責任者にインタビュー|McLaren

CAR FEATURES

McLaren|マクラーレン

スポーツカーメーカーの矜持、マクラーレンの描く未来像とは

東京や名古屋、大阪、福岡と積極的に日本でのディーラー展開を行っているマクラーレン。このたび名古屋のショールームとサービスファクトリーがリニューアルオープンした。それを機にマクラーレン オートモーティブ グローバル セールス&マーケティング エグゼクティブ ディレクター、ジョリオン・ナッシュ氏が来日。彼はCEOのマイク・フルイット氏の直下でグローバルのセールスおよびマーケティングを統括している人物だ。そこで、マクラーレンの現状や今話題の電気自動車や自動運転などについて話を聞いてみた。

Interview & Photographs by UCHIDA Shunichi

大きな伸びを見せる日本市場

―― 現在マクラーレンは積極的に日本市場でディーラー展開をしています。そこで、本社から見て日本市場の特徴を教えてください。

ジョリオン・ナッシュ氏(以下敬称略) そうですね。日本市場は昨年179台を販売し、前年比198パーセントの伸び(2015年はJAIA調べで90台の実績)を示し、急成長しています。日本はアメリカ、イギリス、中国に次いで4番目の市場です。

この伸びの最大の要因はスポーツシリーズの導入にあります。2015年に導入したスポーツシリーズは、2016年に初めて通年で販売をしました。スポーツシリーズはスポーツカーセグメントの価格帯で、スーパーカーを買えるところが魅力となっています。

もうひとつのポイントは、スポーツシリーズのお客様のうち、75から80パーセントが初めてマクラーレンを購入したユーザーなのです。

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マクラーレン スポーツシリーズの最新モデル「570S スパイダー

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スポーツシリーズの中でもエントリーモデル「540Cクーペ

―― その新規流入ユーザーはどういったセグメントやクルマからの乗り換えが多いのですか。

スポーツカーセグメントのほぼ全てのメーカーからいらしていただいています。アストン・マーティン、ポルシェ、アウディ、メルセデス・ベンツなどが挙げられますが、フェラーリやランボルギーニからのお客様もいらっしゃいます。全体の傾向としては、とりわけドイツブランドのお客様にマクラーレンをお選びいただいています。

特にポルシェユーザーにとってマクラーレンは、初めて代替してもいいかなと思っていただけるクルマのようです。これまで代替車両としてポルシェのライバルは存在しなかったのですが、スポーツシリーズが登場したことにより、ポルシェのお客様に真剣に買い替えを検討していただいています。特に911シリーズでもコアなモデルである、「ターボ」、「ターボS」、「GT3、GT3RS」などのユーザーがその傾向が強いようです。