シチズンブランド初のマニュファクチュール・トゥールビヨンがついに完成|CITIZEN
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2017年6月13日

シチズンブランド初のマニュファクチュール・トゥールビヨンがついに完成|CITIZEN

CITIZEN|シチズン

この稀有なウォッチピースはわずか2本のみ。
記念すべき機械式腕時計「シチズン トゥールビヨン Y01」

シチズン時計は、創業300周年を迎えた大丸松坂屋百貨店の記念モデルとして、シチズン ブランド初となるトゥ―ルビヨンを搭載した機械式腕時計「シチズン トゥールビヨン Y01」を2017年6月にリリースする。

TEXT by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)

大丸創業300周年記念数量限定モデルとして発売

シチズン ブランド初となるトゥ―ルビヨンは、2014年に完成していたトゥールビヨンムーブメントをベースに、新たに製作したもの。つまり、このモデルは、すべて自社開発、自社製造となる。

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こだわりの設計ゆえに、製作に当たっては部品強度を上げるための卓越した磨き込みの技能が要求された。まず各部品を丹念に磨き込むために専用冶具を製作、マニュファクチュールだから成し得る手法によりムーブメントを作り上げている。

トゥールビヨンは時計の向きの変化による精度の乱れを軽減する、手の込んだ機構だが、「精緻で繊細な仕上げや時の流れをより楽しんでい

ただければ」との想いから搭載に至ったという。

トゥールビヨンキャリッジは軽量化を目的に、チタン合金を採用。時計の巻き上げ持続時間は約100時間であるが、単に長時間駆動させるためだけではなく、一日の精度を維持するべく考えられている。

デザインテーマは「心地よさ」

「心地よさ」とは、「おもてなし」の先にある言葉であり、和の情景をTOKYOらしさで表現するために、フォルムや素材の選定時にこだわった。文字板と針、ケースライン、リュウズのエッジ、トゥ―ルビヨンなどを、モノトーンのコントラストで調和させ、モダンな都市「TOKYO」の表情を表現している。またシースルーバックから鑑賞できるコート・ド・ジュネーブ模様では、木々が浴びる「喜雨」を表現。まるで浮世絵の様な水辺の情景を示している。

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シチズン トゥールビヨン Y01

Ref.|NZ2000-06A
ムーブメント|自社製手巻きムーブメントCal.M001-Y01
振動数|2万1600回/時
パワーリザーブ時間|100時間
ケース素材|18KWG
ケース径、厚み|径42.0mm 厚み12.2mm(設計値)
ケースバック|シースルー
文字板|七宝焼き
バンド|表革がナイルクロコダイル、裏革が牛革
価格|1000万円(税別)
限定本数|2本
発売時期|2017年6月

問い合わせ先

シチズンお客様時計相談室

0120-78-4807

http://citizen.jp

           
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