BMW「8シリーズ」のデザインスタディを公開|BMW
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2017年6月6日

BMW「8シリーズ」のデザインスタディを公開|BMW

BMW Concept 8 series|ビー・エム・ダブリュー コンセプト 8シリーズ

BMW「8シリーズ」のデザインスタディを公開

BMWはコンコルソ デレガンツァ ヴィラ デステにおいて、来年登場する新しいクーペ「8シリーズ」のデザインを反映したコンセプトモデル「コンセプト 8シリーズ」を公開した。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

2018年には登場

BMW「8シリーズ」について、先日披露されたカモフラージュされたままの「8シリーズ プロトタイプ」に続き、デザインスタディモデル「コンセプト 8シリーズ」が公開された。

このコンセプト 8シリーズは、広大なボンネットフードと流れるようなルーフラインをもつ、4人乗りのラージクーペ。その造形は、BMWのデザイン言語を新しく解釈したと説明される。

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フロントは、現行モデルよりも低い位置に広く構えるキドニーグリルや、六角形が二重になったレーザーヘッドライトなど、一目でBMWとわかる特徴を備えながら、新しい印象も与える。またフロントエプロン左右端にはカーボンファイバーのメッシュをもった大きなエアインテークを備え、ワイド&ローを強調し、スポーティさを印象付けている。

サイドではフロントホイール後方のエアブリーズが側面ではなく、ドアをえぐり後ろに向かって開口しており、そのまま空気の流れを視覚的に表現するように上方へとキャラクターラインが流れる。その先は側面まで回り込んだリアコンビネーションランプの端が繋がるように配される。リアエンドにはカーボンファイバーのディフューザーを備え、スポーツクーペらしさを演出する。

ブルーともグレーともとれるボディは、光の加減によって玉虫のように多彩な表情をみせるバルセロナ グレー リキッドと名付けられた専用の塗装を採用している。

室内は、ダーク ブラウンとフィヨルド ホワイトのメリノレザーをベースに、カーボン ファイバーやハンドポリッシュ処理されたアルミニウムがアクセントとして用いられ、エモーションとスポーティを持ち合わせた空間に仕上げられる。また、シフトレバーやiDriveコントローラーの上面には、スモークド クォーツ風のスワロフスキーが施され、ラグジュアリークーペらしい華やかな空間を演出する。

このデザインスタディをもとにしたBMWの新しいラージクーペモデル、8シリーズは2018年の登場が予告されている。また、プロトタイプの時にも述べられているように、通常モデルと平行して「M8」やサーキット用の「M8 GTE」も同時に開発されているという。

           
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