新型メルセデス・ベンツ Eクラス クーペに試乗|Mercedes-Benz

新型メルセデス・ベンツ Eクラス クーペに試乗|Mercedes-Benz

CAR IMPRESSION

Mercedes-Benz E Class Coupe|メルセデス・ベンツ Eクラス クーペ

新型メルセデス・ベンツ Eクラス クーペに試乗(2)

今となっては貴重な足回りのセッティング

最初にステアリングを握ったのはエアサスペンション仕様の「E 400 4MATIC クーペ」。

今年中ごろと見込まれる日本導入時は、このV6 3.0リッターエンジンを積んだ4WD仕様のE 400 4MATIC クーペ、それに直4 2.0リッターエンジン搭載で後輪駆動となる「E 300 クーペ」の2モデルが発売される模様だが、足回りはE 400 4MATIC クーペがエアサスペンション、E 300 クーペは金属バネ式サスペンションがそれぞれ標準となる見通し。その意味でいえば、まさに日本仕様そのままのモデルに試乗できたことになる。

Mercedes-Benz E Class Coupe|メルセデス・ベンツ Eクラス クーペ

Mercedes-Benz E 400 4MATIC Coupe

Mercedes-Benz E Class Coupe|メルセデス・ベンツ Eクラス クーペ

Mercedes-Benz E 400 4MATIC Coupe

端的にいえば、乗り心地やハンドリング、そしてエンジンのフィーリングはセダンのE 400 4MATICと非常によく似ている。

細かいことをいうと、セダンは3.5リッターなのに対し、クーペは前述のとおり3.0リッターとなるのだけれど、333psの最高出力も480Nmの最大トルクも、なぜかセダンとクーペで共通。リニア感の高い出力特性、ターボラグをほとんど感じさせないレスポンスのよさも同様で、実に扱い易い。

また、6気筒らしいなめらかな回転フィールもこのエンジンの美点で、静粛性の高さとあわせ、エレガントなスタイリングの新型Eクラス クーペのキャラクターによくマッチしていると感じた。

それ以上に強い感銘を受けたのが乗り心地。これは、同じくエアサスペンションとなるセダンのE 400 4MATICも同様だが、ゴツゴツ感がほとんどなく、大きなうねりもフワーリ、フワーリとやり過ごすしなやかな足回りなのだ。

その、最近の“スポーティ至上主義”的な足回りとは正反対のセッティングは、往年のメルセデス・サルーンの快適さを思い起こさせるもので、実にユニークかつ貴重なものだ。

Mercedes-Benz E Class Coupe|メルセデス・ベンツ Eクラス クーペ

Mercedes-Benz E 400 4MATIC Coupe