新型アウディRS3に試乗|Audi

新型アウディRS3に試乗|Audi

CAR IMPRESSION

Audi RS3 Sedan|アウディ RS3 セダン

Audi RS3 Sportback|アウディ RS3 スポーツバック

新型アウディRS3に試乗(2)

新しいエンジンを搭載

前出のように、20年以上の歴史を持つA3に初めてセダンボディが加えられたのは、実は現行型が初めて。理由としては、主にアメリカや中国など、ハッチバックボディよりもセダンボディが好まれる地域への新たなる対応策と考えるのが自然だ。

もっとも、日本のマーケット内に限って考えれば、そんなセダンが投入をされても「主流はハッチバック」ということになるはず。とはいえ、RS3でも既存のハッチバックに加えて、セダンも選択肢にあがることとなったのは朗報には違いない。

Audi RS3 Sportback|アウディ RS3 スポーツバック
Audi RS3 Sportback|アウディ RS3 スポーツバック

そんな2つのボディを用意する最新RS3に、DCTと4WDシステムとの組み合わせで搭載されるのは、排気量が2,480ccのターボ付き直列5気筒エンジン。「あれ? そんなスペックはこれまでと同じじゃない!」というのは、確かに正しいコメント。

けれども、ユニットそのものは“完全新開発”と紹介をしても差し支えないアイテム。クランクケースがアルミ化され、中空クランクシャフトやアルミ製オイルパンなどを採用することなどで、26kgの軽量化を実現。その上で、直噴とポート噴射を併用するデュアルインジェクションや大型ターボチャージャーの採用、フリクション低減等々で、出力と燃費性能を共に大幅向上させている点が見逃せない。

Audi RS3 Sedan|アウディ RS3 セダン

新エンジンのポテンシャルの高さは、最高出力を従来型の367psから一気に400psまで引き上げたことに象徴されている。

孤高の5気筒というシリンダーレイアウトを継続しながら、前出ライバルたちに再び大きな水を空けたスペックを実現させたのが、新しいRS3の心臓なのだ。