マクラーレン「720S」発表とほぼ同時に日本にも上陸|McLaren

マクラーレン「720S」発表とほぼ同時に日本にも上陸|McLaren

CAR NEWS

McLaren 720S|マクラーレン 720S

日本にもわずか12時間後に上陸

新世代のスーパーシリーズ「720S」デビュー (2)

踏襲したキャブフォワードデザインと、進化したエアロダイナミクス

これまでのマクラーレンと同様に、エクステリアデザインはキャブフォワードデザインを取り入れ、視認性を重視するとともに、そのシルエットはパワフルでダイナミックさを強調している。

ディテールでは、ヘッドライト部分に手のひらが入るほどの空間が設けられた。ここにはロー テンパレーチャー ラジエーターを搭載し、有効な冷却が施されている。そのヘッドライトはアダプティブLEDマトリックスを採用。ハイ&ローを自動的に切り替えるアダプティブライトは照射範囲をコントロールするためモーターで角度を調整することが多いが、720Sはライトの一部を点灯、消灯することで角度を調整。「これによりモーター重量を削減した」とセル氏はいう。

McLaren 720S|マクラーレン 720S
McLaren 720S|マクラーレン 720S

マクラーレンお得意の跳ね上げ式のディヘドラル ドアも踏襲され、ルーフまで大きく切り欠きを入れることで乗降性が高められた。更に、ドアを開いた時には650Sよりも片側15センチ内側に入っているので、駐車スペースを気にする必要も減少した。

またこのドアはエアロダイナミクスにも大幅に貢献。フォーミュラ1のバージボードをドアに採用している。セル氏によると、「フロントホイールアーチから来る高圧エアを利用し、バージボードでダウンフォースに変換しているのだ」と説明する。

このサイド面ではエアインテークが見当たらないのも特徴だ。「サイドエアインテークを用いると、空気の流れの方向を変えなければいけないのであまり効率的ではなかった。そこで、クルマの近くを通るエアフローは非常に高速で大きなエネルギーを持っているので、それを利用してエンジンを冷やしている」とし、サイドシル付近やショルダー付近、ルーフを流れるエアを利用しエンジンを冷却していることを語る。

インテリアではクオリティ面で大幅に改良が加えられた。レザーはBridge of Weir(ブリッジ オブ ウィアー)というスコットランドの最上級のレザーを使用。アルミの部分は削り出しを採用している。更にフォールディング ドライバー ディスプレイという新しいディバイスも投入。これは新しいTFTクラスターで、スポーツ走行するときにはメーターを90度回転させ情報を最小限まで落とすことが出来るものだ。

実用性の面では、フロントには150リッターのラゲッジスペースを確保。オプションとして360度のパーキングカメラも用意されている。