パリサロンでジャガーFタイプがお披露目へ!|Jaguar
CAR / MOTOR SHOW
2014年12月9日

パリサロンでジャガーFタイプがお披露目へ!|Jaguar

Jaguar F-Type|ジャガー Fタイプ

搭載エンジンは3種類

パリサロンでジャガーFタイプの市販モデルがお披露目へ!

ジャガーランドローバーは、新型2シータースポーツカー「Fタイプ」の市販モデルを、9月27日よりはじまる「パリサロン(パリモーターショー)」でデビューさせると発表した。

Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)

ついにその姿をあらわす偉大な名を継ぐスポーツカー

これまでもOPENERSで幾度かお伝えしてきた、ジャガーの新型2シータースポーツ「Fタイプ」の市販モデルが、いよいよ9月27日より開催されるパリサロンでお披露目になる。

以前よりたびたびニュースに登場し、6月28日から開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にもカモフラージュがなされたプロトタイプ車両が登場、全開走行を披露するなど話題になっていた。

そしてついにパリサロンでワールドプレミアをはたし、いよいよカモフラージュされていない本来の姿を目にすることができるはこびとなった。

これまでの発表では、同ブランドではあらたなエンジンラインナップとなる、3リッターのV型6気筒のハイパワー版である380psバージョンの搭載が伝えられていたが、それに追加して340ps版のV型6気筒と、5リッターのV型8気筒の搭載も正式にアナウンスされた。これらのエンジンはいずれもスーパーチャージャーによって過給され、8段トランスミッションと組みあわされる。



今回、公開されたムービーでは、まだカモフラージュされてはいるものの、実際の走行シーンや、工場で生産過程にあるFタイプらしき車体の姿が映しだされ、また、「音質にこだわった」というエンジン音などもあわせてきくことができる。

ビークル・ライン・ディレクターであるイアン・ホバン氏は、このムービーの中で「ジャガーのスポーツカーとなれば、世界中から大きな期待をよせられる。バーチャルシミュレーションによってつくりあげた、数々の特性を実際の車体に息吹かせることはよろこばしいことだ。」とのべ、同時にそれらで得られたデータを活かしてつくられたプロトタイプカーが英国中の道路を走り、最終テストをおこなっていることを明かした。

現在ジャガーのテストチームが最終段階の調整をおこなっているといい、イアン・ホバン氏が言うにはそれももう残すところ数パーセントであるとのことだ。

9月にパリで、「Eタイプ」以来、およそ50年ぶりの新作2シータースポーツのジャガーが姿を見せるのを楽しみにしたい。

           
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