待望の新型ホンダNSXに試乗|Honda

待望の新型ホンダNSXに試乗|Honda

CAR IMPRESSION

Honda NSX|ホンダ NSX

待望の新型ホンダNSXに試乗

驚きを与えてくれるクルマ

初代のデビュー以来、じつに26年。日米の共同チームにより開発され、オハイオの専用工場で生産される2代目「NSX」がついに日本に上陸した。2017年2月の発売される同モデルに下野(かばた)康史氏が試乗した。

Text by KABATA YasushiPhotographs by ARAKAWA Masayuki

新型のハイライトはパワートレーン

こんどの「NSX」は、米国で生産される。アキュラブランドの北米モデルに販売の軸足を置いた決定だ。オハイオ州に新設した専用工場“パフォーマンスマニュファクチャリングセンター”で、現在、マックス1日8台がつくられている。アメリカではすでにデリバリー(納車)が始まっているが、それでも直近でまだ月70台のペース。ハンドビルトを売りにするなら、ぜひ日本でつくってほしかったと思うが、そうしたら、次期大統領が黙っていなかったかもしれない。

Honda NSX|ホンダ NSX
Honda NSX|ホンダ NSX

4年を要した開発は、日米チームの共同による。ざっくり言うと、パワートレーンが日本。ボディ/シャシーがアメリカだ。チーフエンジニアにあたるLPL(ラージ プロジェクト リーダー)は米国チームのアメリカ人。ホンダは1980年代から米国で現地生産を行っているが、LPLまで米国側という例は、北米専売の大型SUVが例外的にあるだけで、きわめて珍しい。次期大統領はお喜びだろう。

新型NSXのハイライトはパワートレーンである。3.5リッターV6ツインターボ+モーターのハイブリッドユニットが後輪を駆動し、前輪は2基のモーターが左右それぞれを駆動する。いわば、駆動力で曲げる。「スポーツハイブリッドSH-AWD」の最新バージョンを搭載するミドシップ4WDスーパー スポーツが2代目NSXである。