The Beetle Presents Tokyo Crossover/Jazz Festival 2012|本編の9月29日開催に先駆け、プレ・パーティが8月24日丸ノ内ハウスで開催!

The Beetle Presents Tokyo Crossover/Jazz Festival 2012|本編の9月29日開催に先駆け、プレ・パーティが8月24日丸ノ内ハウスで開催!

LOUNGE

The Beetle Presents Tokyo Crossover/Jazz Festival 2012

世界基準にこだわる国内唯一のクラブ・ジャズ&クロスオーバー・ミュージックの祭典

本編の9/29(土)に先駆け、プレ・パーティが8月24日丸ノ内ハウスで開催!

第9回目を迎える“The Beetle Presents Tokyo Crossover/Jazz Festival”が 9月29日(土)、The Garden Hall 恵比寿にておこなわれる。それに先駆けて8月24日(金)のプレパーティを丸の内ハウスで開催。豪華な顔ぶれが勢揃いするクラブ・ジャズ&クロスオーバー・ミュージックの祭典である。主宰者である沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)氏に今回の見どころや“Tokyo Crossover/Jazz Festival”(以下、TCJF)にまつわるエピソードなどを聞いた。

Interview by MATSUDA Natsuki(OPENERS)

クロスオーバー・ミュージックの境界線を拡張

――今回の出演アーティストは、どのような方々ですか?

今回の目玉は、ジャズ界のレジェンド、カルロス・ガーネット氏の来日です。彼は、マイルス・デイビスやアート・ブレイキーとも共演経験があるまさに“生ける伝説”。しかも、僕が彼の70年代のアルバム5枚のなかからフェイバリット曲をチョイスし、演奏していただくという有り得ない内容になっています。大阪の中古レコード店で彼の作品をジャケ買いしてから20年以上も待ち望んだ彼のライブが、TCJFで、しかも自分のセレクトで実現するとは……。夢がかなうとはまさにこのことでしょう。そして、そのライブにボーカリストとして参加するベンベ・セグエにもちょっと信じ難いエピソードがあります。

――どのようなエピソードがあったのですか?

ロンドンのクラブ・ジャズ/ブロークン・ビーツを代表する彼女は、MASA SEXTETという日本人ジャズ・バンドのゲストとして去年の3月に来日するはずだったんです。ところが震災後、イベントがキャンセルになり来日せず、その後しばらく連絡が取れなくなったんですが、脳梗塞で倒れ生死をさまよっていたのです。しかし奇蹟の復活を遂げ、今回の出演が決定しました。しかも、彼女は過去、KYOTO JAZZ MASSIVEと自分のソロで2度、カルロス・ガーネットの曲をカバーしたことがあり、念願のオリジネイターとの邂逅を果たすんですよね。彼等はTCJF史上最高のヘッド・ライナーだとおもいます。

Carlos Garnett [Panama]

Carlos Garnett [Panama]

Bembe Segue[UK]

Bembe Segue[UK]

――まさに夢のようなキャストですね。

くわえて、THE BRAND NEW HEAVIESのボーカル、エンディア・ダベンポートが、DJ KAWASAKIのPA LIVEにボーカルとしてフィーチャーされたり、去年プレ・パーティーでオーディエンスを狂喜させたCHARI CHARIこと井上薫氏がついにTCJFのメイン・ステージに初登場します。また、この春にスピリチュアル・ジャズの名門、“BLACK JAZZ”のミックスCDをリリースしたDJ MITSU THE BEATSも久々にTCJFに戻ってきてくれます。さらには、先日おこなわれたFUJI ROCK FESTIVALでも最高のステージを披露したマウンテン・モカ・キリマンジャロもTCJFに初出演! 日本代表のライブ・バンドとして海外勢を迎え撃つ勢いです。というわけで、見どころア・グルーヴ・シーンから黒田大介、RYUHEI THE MAN、CHAMPといった豪華な顔ぶれが勢揃いします。

DJ KAWASAKI

DJ KAWASAKI

N'Dea Davenport[UK]

N'Dea Davenport[UK]

――前夜祭と本番の楽しみ方について、教えてください。

今年もプレ・パーティーは、新丸ビルの(marunouchi) HOUSEで行ないます。ゲストは、DJ SARASAとDJ AYUMi。ヒップ・ホップハウスのDJと、ジャズDJの僕が共演するということで、クロスオーバー・ミュージックの境界線をさらに拡張できればなと。おふたりともファッショナブルな方ですから、お客様にもお洒落をしてお越しいただきたいです。例年以上に女性の皆さんにお楽しみいただけるブッキングなので、華やかで洗練されたパーティーになるでしょうね。本編のほうは、TCJFでしか観ることのできない組み合わせが実現。のちに「あの時のTCJFを観ておいてよかった」と言っていただける質の高い内容を目指しています。自画自賛になってしまいますが、ここまで隙がなく、全出演者を見逃せないイベントはなかなかないのではないでしょうか?

DJ SARASA

DJ SARASA

DJ AYUMi

DJ AYUMi

――今回はどんなテーマを設けていますか?

レジェンドの復活と若手の抜擢です。カルロス・ガーネットがTCJFのために70年代の楽曲を再演し、死の淵から生還したベンベ・セグエと共演するわけですから。そして、マウンテン・モカ・キリマンジャロやBRISAといった若手がTCJFにはじめて出演することで新鮮な風を吹き込みたいともおもっています。井上君もTCJF本編への参加は久々ですから、それもある意味伝説の帰還といえるでしょう。彼は僕が日本で一番評価しているDJでもあり、その長いキャリアですでにDJ界におけるレジェンドとして認識されていますしね。黒田大介さんしかり。逆に、DJ MITSU THE BEATS、RYUHEI THE MAN、CHAMPは、新世代ですよね。その両者の共存がテーマであるともいえます。

――今回の見どころは?

やはり、カルロス・ガーネットのライヴです。それは、ジャズのレジェンドの演奏を観覧できるというだけでなく、ジャズとクラブ・ジャズが融合するという歴史的な瞬間を目撃することにほかならないからです。70年代にマイルスやアート・ブレイキーとの共演を経て、自己のグループを結成したカルロス・ガーネットは、ダンサブルなジャズを収録したアルバムを立てつづけにリリースしたわけですが、その仕事は踊れるジャズの聖典としてDJのあいだで高く評価されています。それらのなかから代表曲を抜粋し、僕が招集した日本人アーティストと共演することもちょっとした事件ですよね。そのメンバーは、SLEEP WALKERやquasimode、そして、JAZZ COLLECTIVEといった日本を代表するクラブ・ジャズのグループからの選出となりました。この、世代とジャンルを超越したコラボレーションは必見です。

――お気に入りのアーティストや、今後期待しているアーティストはいますか?

もちろん、マウンテン・モカ・キリマンジャロとBRISAです。だからブッキングしました(笑)。マウンテン・モカ・キリマンジャロは、注目の若手ファンク・バンドということだけでピック・アップしたのではないんですよね。じつは、僕がプロデュースする渋谷のThe Roomで毎月セッション・イベントをオーガイズしてくれているんですが、若い世代のミュージシャンのネットワークをひろげる重要な存在なんです。一方、BRISAは新曲の出来が素晴らしく、現在沖野兄弟でプッシュしていることもあって堂々の選出でした。

――今後の日本の音楽シーンにどんな要素が必要だと感じていますか?

質の向上と世界基準の導入だとおもいます。日本で売れている人でも海外から相手にされないのは言葉の問題ではなく、質の問題ではないでしょうか。洋楽の模倣であったり、ビジネスの即効性の追求は、楽曲の質の低下を招き、音楽ファンを減らしているとおもうんですよね。それに、視野を世界に向けることで可能性がひろがるのではないでしょうか。クラブ・ジャズなんてジャンルは、国内ではマイナーな存在ですが、世界中に愛好家がいて、ネットワークを築いている。音楽的に妥協して売れるか売れないかわからない方向性に向かう人は自滅していくとおもいます。歌唱力、楽曲の完成度、オリジナリティーといった点からも質を上げることで、自ずと世界から注目される音楽ができるはずです。

KYOTO JAZZ MASSIVE(沖野修也/沖野好洋)

KYOTO JAZZ MASSIVE(沖野修也/沖野好洋)

井上薫

井上薫

――今後のTCJFの展望について聞かせてください。

カルロス・ガーネットの演奏演目を選ばせていただくことで、“Selected by SHUYA OKINO”という企画を継続できれば……と考えています。昨年もインタビューでお答えしたことですが、野外フェスティバルを追随するのではなく、独自のポジションを確立していきたいんです。出演者の選択にかぎらず、会場の選定や室内装飾にも僕の世界観を反映させたいんですよね。インテリアや建築、デザインにこだわりをもつ人びとが集うようなイベントにしたい。つまり、ライフスタイル・フェスティバルとでも呼ぶべき存在にTCJFを育ててゆくつもりです。

――最後に読者へひとことお願いします。

フェスティバルの醍醐味は野外で、軽装でなんてのが王道ですが、TCJFはちょっとシックにしかもドレスアップして楽しむことを提案しています。大人が質の高い音楽を鑑賞する。しかも、同時に羽目を外してダンスするなんて素敵じゃないですか。ほかでは観ることのできないラインナップで皆さんをお待ちしております。ご興味をお持ちになられたら、ぜひ遊びに来て下さい。

“The Beetle Presents Tokyo Crossover/Jazz Festival 2012 Pre-party”
日時|8月24日(金) 20:00~24:00
DJ|沖野修也 (Kyoto Jazz Massive)、DJ SARASA、DJ AYUMI、DJ KAWASAKI他
会場|丸の内ハウス(千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル7F)
入場無料
http://www.marunouchi-house.com/

“The Beetle Presents Tokyo Crossover/Jazz Festival 2012”

世界基準にこだわる国内唯一のクラブ・ジャズ&クロスオーバー・ミュージックの祭典
“Tokyo Crossover/Jazz Festival ”9度目の開催決定!

世代と時代と国境とジャンルのすべてを越えて、過去と未来を現在に繋ぐ
都市型音楽フェスティバルの深化と成長は必見!!

“The Beetle Presents Tokyo Crossover/Jazz Festival 2012”

今年もスピリチュアル・ジャズ、クラブ・ジャズ、クロスオーバー・ミュージック、ヒップ・ホップ、ハウス、ディスコ、
レア・グルーヴといったソウルフルでピースフルな音楽群のなかから旬のアーティストが結集。

恵比寿ザ・ガーデン・ホールに場所を移して2年目となる TCJF。
おとなの音楽好きの為の、極上且つ、レアな夜が再来します。

日時|9月29日(土)
Open / Start:18:00
adv|スタンディング 4500円 / 指定席付チケット(限定120席) 5500円
door|5,000 yen
会場|The Garden Hall(恵比寿 ガーデンプレイス内)

www.tokyocrossoverjazzfestival.jp