トヨタの最新コンパクトSUV「C-HR」のプロトタイプに試乗|Toyota

トヨタの最新コンパクトSUV「C-HR」のプロトタイプに試乗|Toyota

CAR IMPRESSION

TOYOTA C-HR|トヨタ C-HR

トヨタの最新コンパクトSUVのプロトタイプに試乗

スポーティなクーペを操縦しているような気分

2014年にコンセプトカーとして登場し、今年にはプロダクションモデルが発表されたトヨタ「C-HR」。プリウスと共通の新プラットフォームTNGAを採用したこのコンパクトSUVは、どのようなクルマなのか。ハイブリッド、ガソリン両モデルのプロトタイプに試乗する機会を得た、小川フミオ氏のリポート。

Text by OGAWA Fumio

スタイリングのキャラクターは強烈

トヨタ自動車が欧州市場を中心に大々的に展開する予定というスタイリッシュなコンパクトSUV、トヨタ「C-HR」。そのプロトタイプを試乗する機会にめぐまれた。前後フェンダーが大きく張り出すように見せたスタイリングで、とりわけプロファイル(側面)ではエッジが強調され、新しさを強く感じる。

日本で販売されるトヨタC-HRは大きくいって2モデル構成になる予定。1.2リッターのガソリンエンジンモデルと、1.8リッターエンジンを用いたハイブリッドモデルだ。前者は4WDで後者は前輪駆動である。欧州では2リッターガソリンエンジンも予定されているが、「ディーゼルエンジンは搭載しない」(開発担当者)という。

TOYOTA C-HR|トヨタ C-HR

ハイブリッド車は1797ccエンジン(72kW/98psと142Nm)に電気モーター(53kW/72psと163Nm)を組み合わせている

TOYOTA C-HR|トヨタ C-HR

ハイブリッド車の加速は鋭い

「若者層を積極的に取り込みたい」(伊澤和彦プロジェクトチーフデザイナー)というだけあって、スタイリングのキャラクターは強烈だ。写真よりも太陽光線による陰影とともに見ることで、フェンダーの張り出し感やボディの薄さといった特徴が際立つ。

全高に対して車輪のハイト(高さ)を「44.5パーセント」にまで高めているのもC-HRの個性になっている。「車輪が大きいほうがカッコいいと思われる」(伊澤プロジェクトチーフデザイナー)というコンセプトの背景には、欧州で人気が衰えていない日産「ジューク」や同「キャシュカイ」を相手にしたターゲット戦略がある。

試乗すると、走りのほうもなかなかのもので、たんにスタイルだけが売り物のニューモデルではないと分かる。