新作ハイジュエリー、「ディオール ア ヴェルサイユ」|Dior
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2016年11月2日

新作ハイジュエリー、「ディオール ア ヴェルサイユ」|Dior

Dior|ディオール

ヴェルサイユ宮殿からインスピレーションを受けたコレクション

ディオール・ア・ヴェルサイユ コレクションはヴェルサイユ宮殿の内装の装飾などからインスピレーションを受けた。ディオールの持つ美意識と技術で生み出されたハイジュエリーだ。

Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)

シルバーがジュエリーに与える深み

ディオール ア ヴェルサイユ コレクションは、現代のノウハウによって可能となった近代的なジュエリーの制作技術とピンクゴールドとシルバーを重ねたり、トロンプ ロイユ ベゼルといった伝統技法を組み合わせている。

かつてムッシュ・ディオールは、フランスの歴史の中で最も華麗なる時代を偲びつつ、ヴェルサイユ宮殿の壮麗な美しさからインスピレーションを受けた。現代でも、クリエーターであるヴィクトワール・ドゥ・カステラ―ヌ氏が手掛けた最新コレクションの出発点ともなっている。

彼女が感銘を受け、採り入れた眺望や均整のとれた建築そのものよりも、宮殿内部のさまざまな装飾アートのディテールだ。

ダイヤモンドドロップネックレスは、シャンデリアに施されたクリスタルのタッセルを思い起こさせる。また床のマルケトリ、枝付き燭台、鏡のフレームなどを想起させるディテールもある。

またいくつかのセッティングにダーク加工を施したシルバーを採用。造形に深みを与え、18世紀のジュエリー技法にインスパイアされた神秘性をそのままに伝える。

ローズカットやブリオレットカットのダイヤモンドと、モダンなバケットカットやホワイトゴールドとのコントラストが印象的だ。一方で純粋なロココ様式の花飾りが、整然と並ぶダイヤモンドネックレスと調和している。

「ディオール ア ヴェルサイユ」はフランスの美意識を存分に表現したコレクションだ。

問い合わせ先

クリスチャン ディオール

0120-02-1947

http://www.dior.com

           
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