AYAKOスペシャルインタビュー「この秋、アディクションはネクストステージへ」|ADDICTION

ADDICTION |AYAKOスペシャルインタビュー「この秋、アディクションはネクストステージへ」

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ADDICTION | アディクション

クリエイティブディレクターAYAKO スペシャルインタビュー

この秋、ADDICTIONはネクストステージへ (2)

HAZYというキーワードが誘(いざな)う旅

いつも、新しいコレクションのテーマを探すために「旅先」を設定するというAYAKOさん。慣れ親しんだニューヨークを舞台にすることもあれば、未踏の地をインスピレーションソースにすることもある。2016年秋冬コレクションでADDICTIONが向かう先は、北欧だ。

「ちょうどコレクションのテーマを考えているとき、友人のスタイリスト、パトリシア・フィールドの家を訪ねました。彼女はADDICTIONを愛用してくれている人。『次はどんな世界観を描こうか悩んでいるの』と打ち明けたら、『Do you have any hazy colors?(ADDICTIONにHAZYなカラーってあったかしら?)』と言われたんです。そういえばADDICTIONにはクリアな色が多いかもしれない、と思い当たり、HAZY──霞みがかったような、曖昧なカラーをつくることに興味を持ちました」

02この秋、ADDICTIONはネクストステージへ(1)
02この秋、ADDICTIONはネクストステージへ(1)

HAZYという言葉が似合う場所はどこだろう? AYAKOさんはすぐに「北欧だ」とピンと来たそう。意外にも実際に訪れたことはなく、だからこそ持っている北欧へのイメージが、HAZYな世界への想像を掻き立てた。

「北欧とHAZYというふたつの単語をたよりに、バーチャルでの旅(=リサーチ)を重ねていきました。すると、ふと1枚の肖像画に行き着いたんです。儚さをたずさえた物憂げな表情で、凛とした強さがある女性。秋を感じさせる霞んだ色合い。口元のボルドーカラー、差し色のブルーに至るまで、求めるイメージとして完璧でした」

フィンランドから日本へ

その絵画の作者は、フィンランドのHelene Schjerfbeck(ヘレン・シャルフベック/1862年7月10日〜1946年1月23日)。その頃ちょうどパリでの撮影を控えていたAYAKOさんは、実物を見るためにフィンランドまで足を伸ばそうと考えた。しかし、フィンランドの美術館に連絡を取ったところ、その1枚は美術館(フィンランド国立アテネウム美術館)所蔵で、それ以外の多くの絵は出払っているという。なんと、回顧展のために日本を巡回しているというのだ。

02この秋、ADDICTIONはネクストステージへ(1)

「そんなわけで、私はまだその1枚に出会っていませんが、彼女の多くの絵画に会うことができたのは葉山の美術館でした。彼女の世界観から、ノスタルジーを感じるのにモダン、というADDICTIONの女性像に昇華させています。HAZYやアンティークといったトーンをメインに、肖像画に生命を吹き込むようなカラークリエイションが完成しました。特に、最初に出会った肖像画からヒントを得た、今季を象徴するグラデーションカラーたち──、ボルドーのリップやブラウンのシャドウ、ピンクベージュのネイルには、すべて『MODERN NOSTALGIA』のネーミングをつけています。違う色で同じ名前というのは異例なのだけど」

ふたつとして同じものはない「まだら」の世界

HAZYなカラーは、プロダクトに落とし込むのが難しい。霞みがかった世界に存在するのは、もやがかったような光。そこに艶めくパールを入れてしまうと、HAZYなカラー独特のマット感が消えてしまう。

02この秋、ADDICTIONはネクストステージへ(1)
02この秋、ADDICTIONはネクストステージへ(1)

「ADDICTIONのアイシャドウは、カラーアイテムとしての使いやすさを重視しています。パールを入れれば肌なじみやノリはよくなるけれど、HAZYな世界ではそのバランスは難しい……と悩んでいたとき、研究チームが試作してきてくれたカラーパールを点在させる手法はまさに世界観に合うものでした。たとえば『ダンサーインザダーク』というフォレストグリーンカラーでは、大粒のレッドパールを使用。面ではなく点で光らせることや、「ヴォルケーノ」というアースオレンジでは、使いやすさを損ねずに『HAZYな2つとないまだら具合』が実現しました」

ひとつひとつの模様が異なり、まさに絵画や陶芸のような、一点ものの世界観が楽しめる。圧巻のカラーラインナップに共通するHAZYというニュアンスは、ぼんやりした冴えない仕上がりとは無縁。絶妙な発色が、洗練の表情を引き出してくれる。

「実はこの『絵画』のストーリーには続きがあり、次の春へと続きます。そしてそこには、もうひとりの北欧画家の存在が。ぜひ、連作として楽しんでいただければ」

MODERN NOSTALGIA

02この秋、ADDICTIONはネクストステージへ(1)

リップスティック ピュア
カラー|新2色 限定3色
価格|各2800円(税抜)
発売|8月5日(金)

02この秋、ADDICTIONはネクストステージへ(1)

ザ アイシャドウ
カラー|限定6色
価格|各2000円(税抜)
発売|8月5日(金)

02この秋、ADDICTIONはネクストステージへ(1)

ブラッシュ
カラー|限定3色
価格|各2800円(税抜)
発売|8月5日(金)

02この秋、ADDICTIONはネクストステージへ(1)

ネイルポリッシュ
カラー|限定6色
価格|各1800円(税抜)
発売|8月5日(金)

02この秋、ADDICTIONはネクストステージへ(1)

トップコート
カラー|限定3色
価格|各1800円(税抜)
発売|8月5日(金)


02この秋、ADDICTIONはネクストステージへ(1)

AYAKO
ニューヨークをベースに活躍するメイクアップアーティスト。 海外のファッション誌や、広告キャンペーン、コレクションを舞台に、カール・ラガーフェルド、スティーヴン・マイゼル、テリー・リチャードソン等の著名な写真家と数々の仕事をこなす。ペネロペ・クルス、スカーレット・ヨハンソン、アン・ハサウェイなどといったハリウッドセレブやナオミ・キャンベルなどトップモデルにもファンが多く、音楽の世界でもアリシア・キーズ、ジェニファー・ロペスなどのアルバムジャケットやミュージックビデオを手がける。2009年クリエイティブディレクターに就任、ADDICTIONを立ち上げる。

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