新型Eクラス ワゴン、ワールドプレミア|Mercedes-Benz

新型Eクラス ワゴン、ワールドプレミア|Mercedes-Benz

CAR NEWS

Mercedes-Benz E-Class Estate|メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン

Mercedes-AMG E 43 Estate|メルセデスAMG E 43 ステーションワゴン

新型Eクラス ワゴン、ワールドプレミア

今年1月にモデルチェンジした「Eクラス セダン」につづいて、「Eクラス ステーションワゴン(欧州名エステート)」も新型となった。ドイツで行われたワールドプレミアに立ち会った、島下泰久氏のリポート。

Text by SHIMASHITA Yasuhisa

実用ワゴンからスペシャリティ的なアピアランスへ

6月7日にダイムラーAGは、ドイツ・シュトゥットガルトにて開催中のテニスATPワールドツアー“メルセデス・カップ”会場にて、新型メルセデス・ベンツ「Eクラス ステーションワゴン」を世界に向けて初公開した。未だクラシックカーとして高い人気を誇る1978年デビューの123型から数えて、通算6世代目となるモデルだ。

新型Eクラス ステーションワゴンの最大の特徴としては、そのスタイリングを挙げるべきだろう。歴代のほとんどのモデルが荷室容量を最優先に、スクエアでボクシーなフォルムをまとっていたのに対して、新型は「Cクラス」のステーションワゴンと非常によく似た、流麗な姿にまとめられている。ルーフラインはリアエンドに向けてなだらかに下降していき、キャビン後端も少し絞られて、実用一辺倒ではないスペシャルティ的な要素を色濃くしているのである。

Mercedes-Benz E-Class Estate|メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン
Mercedes-Benz E-Class Estate|メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン

メルセデス乗用車のエクステリアデザイン部門リーダー、ロバート・レスニック氏によれば「これは今、メルセデス・ベンツが標榜している“センシュアル・ピュアリティ”をそのまま当てはめたもの」だという。ピュアリティという言葉には、ステーションワゴンの場合は機能性も含まれる。一方でセンシュアル、つまり情感に訴える部分も同時に追求するというわけだ。

とは言え、ラゲッジスペース容量は通常時670リッター、後席を倒してルーフいっぱいまで詰め込んだ場合には1,820リッターと、実は現行モデルの、それぞれ695リッター/1,950リッターよりは小さくなっている。それでも依然としてクラス最大級であることに変わりはなく、ライバルであるアウディ「A6アバント」、BMW「5シリーズ ツーリング」よりも広いスペースを確保しているというのが、メルセデスの主張である。