日本のビスポークシューズのいま|REGAL

REGAL|日本のビスポークシューズのいま

2016 S/S Dress & Casual Shoes Collection

REGAL|リーガル

ビスポークに見るリーガルの実力

日本にいちはやく欧米式の靴をもたらし、紳士靴の素晴らしさを広く知らしめてくれたリーガル。そんな日本を代表するシューメーカー、リーガルが展開するビスポークシューズは、その技術力を結集させた最高峰の靴というだけではない。注文主とつくり手との対話からすべてがはじまる、靴づくりの原点と醍醐味を体感できる希少な機会といえる。

Photographs by KOBAYASHI Takashi(ITARU Studio)Styling by INADA IsseyText by TAKEISHI YasuhiroEdit by ITO Yuji

歴史を未来へと繋ぐ究極のクリエイション

日本にはじめて到来した、高級紳士靴ブーム真っ只中であった2004年。リーガルは旗艦店「REGAL TOKYO(リーガル トーキョー)」を銀座に出店するとともに、100年以上におよぶ歴史において、初となる試みをスタートさせた。それがビスポークのアトリエにて職人が手掛ける、本格的なビスポークシューズの展開だ。リーガルのこだわりと実力を象徴する金字塔である。

我が国の靴づくりの歴史は、文明開化とともにはじまった。開国と同時にあらゆる面で西洋化、近代化が推し進められたが、軍隊の兵装に必要な欧米式軍靴もそのひとつだ。そうした時代の趨勢をいちはやく読み取った佐倉藩上士の家の出身、西村勝三は1870(明治3)年に製靴工場を建設。1902(明治35)年には同業4社を統合して「日本製靴」を設立し、日本人の足にフィットする丈夫な軍靴を第二次大戦終結まで軍に納入し続けた。

戦後には民需靴生産へと事業を転換し、1961(昭和36)年、米国ブラウン社(現クラレス社)とリーガル・シューに係る技術導入契約を締結、「リーガル」ブランドの生産をはじめた同社こそ、今日のリーガルコーポレーションの前身である。その歩みを振り返っても分かるように、軍靴の機械式生産からはじまった同社においては、ビスポークシューズの歴史はまだ浅いのである。

では、なぜリーガルはビスポークをはじめたのか。それはひとりひとりの足型はもちろん、どんな好みにも合わせられるハンドメイドのビスポークシューズこそ、紳士靴の原点にして頂点にほかならないからだ。そして日本の靴づくりの扉を開く一翼をになったリーガルにとって、それは歴史に欠けていたミッシングピースの再構築であり、ヒストリーを完結させることで日本の靴をさらに進化させる、いわば未来へのクリエイションでもあるのだ。

理想を職人と追求する真のビスポーク

そんなリーガルのビスポークシューズは、同社ならではのこだわりに満ちあふれている。銀座の「REGAL TOKYO」2階に設けられたオーダーサロンで常時受け付けているが、基本的にはどんなデザインでも注文が可能だ。選べる甲革の種類もベーシックなカーフをはじめ、既成靴ではなかなか見かけない希少なエキゾチックレザーまで豊富に揃っており、底材やヒールといったディテールの仕様も充実している。これほど自由度の高い選択肢があれば、思い描いた一足が注文できるだろう。

特筆されるのはオーダーの自由度だけではない。リーガルのビスポークシューズはすべて、リーガルコーポレーション本社屋内にあるビスポークアトリエにて、3人の工房職人が担当。木型製作から裁断、縫製、仕上げに至るまで、外注は一切行わず、高度なハンドソーンウェルテッド製法の底付けをはじめ、全行程を職人の手作業にて手掛けていることだ。

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こうした一貫体制は品質管理において重要だが、さらに注目なのはアポイントに合わせて職人が銀座のオーダーサロンに出向き、顧客から直接オーダーを承るという点だ。面と向かってコミュニーションすることで、顧客は希望をより具体的に伝えられ、職人もイメージを掴みやすく、専門的アドバイスも行える。つくり手である職人が採寸や仮縫い時のフィッティングを行い、意見を交わす事により、イメージ通りの外観・デザイン、高度なフィッティングと堅牢な正に「リーガル」を手にすることができるのだ。

ビスポークとは“Be Spoken”、つまり「話す(対話する)」という言葉に由来する。ショップスタッフが店頭でオーダーを受け、その内容を工房の職人に伝えるというシステムを採用するブランドはけっして少なくない。対して顧客と職人の対話から始まるマン・ツー・マンのモノづくりは、靴作りの原点に立ち返る注文靴の王道であり、究極のシューメイキングといえるだろう。世界のどこにもない、自分だけのオリジナルシューズを仕立てたいならば、「REGAL TOKYO」のビスポークをぜひ体験してみてほしい。[AD]

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REGAL TOKYO
住所|東京都中央区銀座1-6-13 106 GINZA BLDG.
電話|03-3567-1400
料金|ビスポーク25万円~(納期約6ヶ月)、工房九分仕立て12万円~(納期約3ヶ月)、リーガル ビルト トゥ オーダー システム4万4000円~(納期約1ヶ月)
URL|http://www.regaltokyo.jp

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問い合わせ先

リーガルコーポレーション

047-304-7261(平日9:00~17:00)

www.regal.jp