アウディ新型TT RSを発表|Audi

アウディ新型TT RSを発表|Audi

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Audi TT RS Coupe|アウディ TT RS クーペ

Audi TT RS Roadster|アウディ TT RS ロードスター

直列5気筒搭載のトップモデル誕生

アウディは4月25日より開催されている北京モーターショーで、「TT」シリーズのトップモデルとなる「TT RSクーペ」と「TT RSロードスター」をワールドプレミアした。注目はフロントに積まれるパワーアップした2.5リッター直列5気筒エンジン。最高出力294kW(400ps)を発生し、クーペモデルは0-100km/h加速を3.7秒でこなす俊足を披露する。2016年秋から欧州市場で発売を開始する予定だ。

Text by SAKURAI Kenichi

注目はパワーアップしたエンジン

アウディの2ドアスポーツモデル「TT」は、現行モデルが3代目。2014年のジュネーブ モーターショーでお披露目され、2015年8月に日本でも導入を開始した。今回北京モーターショーで発表されたのは、シリーズの頂点となる「RS」モデルで、クーペとロードスターに設定される。開発と製造はアウディのスポーツモデルを手がけてきた100パーセント子会社であるクワトロ社が担当。アウディ ラインナップの中でも特別なモデルとして、走りに磨きをかけている。

新型「TT RS クーペ」と「TT RS ロードスター」において数ある特別なチューンのなかでも、さらに特徴的な技術要素は、第2世代モデルのTT RSよりも60ps向上させた新開発の2.5リッター直列5気筒ターボエンジンであろう。

Audi TT RS|アウディ TT RS
Audi TT RS|アウディ TT RS

排気量は従来の「TT RS プラス」と同じ2,480ccながら、内部摩擦の軽減や吸排気系の見直しなどで17パーセントの出力向上を果たし、最高出力294kW(400ps)、最大トルク480Nm(48.9kgm)を発生。クーペでは0-100km/h加速が3.7秒(ロードスターは3.9秒)、最高速度250km/hというパフォーマンスを披露するが、リクエストによって最高速度は280km/hにまで向上させることが可能だ。

このエンジンは、全長が500mmを切るコンパクトな設計であるのもポイントだ。従来のエンジンよりも26kgも軽量に造られているという。さらにクランクケースも軽量で、単独では26kgの重量しかないアルミ製、シャフトの軸受け部分は6mmと非常に薄く造られている。パワーアップとともに軽量化されたエンジンは、車両の重心をより引き下げる効果と、軽快なハンドリングに寄与することになる。