トヨタ、2代目「プリウス プラグインハイブリッド」を発表|Toyota

トヨタ、2代目「プリウス プラグインハイブリッド」を発表|Toyota

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Toyota Prius PHV|トヨタ プリウス PHV

トヨタ、2代目「プリウス プラグインハイブリッド」を発表

トヨタは、ニューヨークオートショーにおいて新型「プリウス」のプラグインハイブリッド版「プリウスPHV」を発表した。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

ひとめでPHVと分かるデザイン

昨年12月に発表された4代目「プリウス」にも、先代同様にプラグインハイブリッド「プリウスPHV」が追加された。今回発表された現地アメリカでは「プリウス プライム」と名付けられた。

PHVとしては2代目となる新型は、フロントにアクリルのグリルや4眼LEDプロジェクターヘッドライトを採用。また、リアガラスからスポイラーまで続くダブルバブル形状とするなど通常のプリウスとは異なるデザインを持ち、ひとめでPHVとわかるよう差別化がはかられた。

インテリアでは縦型の11.6インチ フルHDディスプレイをセンターに設置。タッチだけでなく、ピンチ動作やフリックにも対応し、ナビゲーションやエアコンなどの各種操作が直観的に行えるようになった。

Toyota Prius PHV|トヨタ プリウス PHV
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パワートレーンは通常のプリウス同様に最高出力72kW(98ps)、最大トルク142Nm(14.5kgm)を発生する1.8リッター直列4気筒エンジンに、モーターの組み合わせ。そのうえ、充電用のジェネレーターとエンジンのあいだにワンウェイクラッチを加えることで、一時的にジェネレーターが駆動用モーターとして加勢することも可能となった。

バッテリーには容量が拡大したリチウムイオン電池を搭載し、モーターのみでも最長60kmの走行が可能となった。日本仕様では、従来不可能だった急速充電にも対応。高速のSAをはじめコンビニや公共施設などで設備が普及している急速充電施設を利用した場合、約20分で80パーセントまでチャージできる。

大型化したバッテリーにより、ラゲージスペースは77mm上昇。リアシートはセンターコンソール付の2人掛けとなっている。

Toyota Prius PHV|トヨタ プリウス PHV
Toyota Prius PHV|トヨタ プリウス PHV

また日本仕様においては、ルーフにソーラー充電システムを採用。以前からある小電力機器向けとは違い、駐車中に駆動用のバッテリーを充電する太陽光発電システムは世界初とトヨタでは説明する。

これらをはじめ、ベースとなった4代目プリウスから採用された軽量なアーキテクチャ「TNGA」や、ナビゲーションを先読みしドライバーに減速(すなわち回生開始)のベストタイミングを知らせる機能、ガスインジェクション機能付きヒートポンプオートエアコンなどを採用し、新型におけるJC08モード ハイブリッド燃費は37.0km/ℓを達成。先代の31.6km/ℓを約17パーセント上回った。

もちろん、PHVに期待される、大容量バッテリーを生かした非常用電源としての機能も搭載。車内に100Vコンセントを標準で持つとともに、防水カバーの付いたアクセサリーコンセントを差し込むことで、車両の誤発進や盗難にも配慮しながらに車外へ給電が可能だ。この機能も日本仕様に限定される。

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Toyota Prius PHV(Prius Prime)|トヨタ プリウス PHV(米国名プリウス プライム)
ボディサイズ│全長 4,645 × 全幅 1,760 × 全高 1,470 mm
ホイールベース│2,700 mm
エンジン│1,797 cc 直列4気筒
エンジン最高出力│72 kW(98 ps)/ 5,200 rpm
エンジン最大トルク│142 Nm(14.5 kgm)/ 3,600 rpm
モーター1 最高出力|53 KW(72 ps)
モーター1 最大トルク|163 Nm(16.6 kgm)
モーター2 最高出力|23 KW(31 ps)
モーター2 最大トルク|40 Nm(4.1 kgm)
駆動方式│FF
ハイブリッド燃料消費率(JC08モード)|37.0 km/ℓ
EV走行距離│ 60.0 km
※いずれも米国仕様の社内測定による参考値