テニス界の伝説、アンドレ・アガシ氏の挑戦|LONGINES
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2015年12月17日

テニス界の伝説、アンドレ・アガシ氏の挑戦|LONGINES

LONGINES|ロンジン

ジャパン・オータム インターナショナル ロンジン賞 第35回ジャパンカップ表彰のため来日

テニス界のレジェンド、アンドレ・アガシ氏インタビュー(1)

1990年代のテニス界を席巻したアンドレ・アガシ氏が去る11月末、来日した。ブランドアンバサダーを務めるスイスの名門時計ブランド「ロンジン」が公式パートナー兼公式タイムキーパーとなり、日本競馬界屈指のビッグレース「ジャパンカップ」のプレゼンターを務めるためだ。伝説の名テニスプレーヤーに、現在の活動について聞いた。

Text by SHIBUYA Yasuhiro

世界唯一の3冠の持ち主

アンドレ・アガシ氏は、大人のテニスファンなら忘れられない1990年代のテニス界を代表する名プレーヤー。1986年、16歳でプロとなり、天才的なボールタッチで、ライジングショット、両手打ちのバックハンドと強烈なショットで対戦相手を圧倒。中でもリターンは“世界一”との評価を得た。

APTツアーでの勝利数はシングルスで通算60勝、ダブルスで1勝と合計で61勝を記録。4大大会でも通算8勝と、ジミー・コナーズ、イワン・レンドルと並ぶ。そしてアガシ氏はテニス界で唯一の偉大な記録の持ち主でもある。キャリア・グランドスラム(4大大会全制覇)、オリンピックのテニス(シングルス)のゴールドメダル、ATPツアーファイナルのチャンピオンと、3つのタイトルを獲得した、テニス史上ただひとりの選手でもある。

テニス界の伝説、アンドレ・アガシ氏の挑戦|LONGINES01

テニス界の伝説、アンドレ・アガシ氏の挑戦|LONGINES01

そしてアガシ氏は、子どものためのチャリティ活動、特に教育に情熱を注ぐチャリティ活動家としても偉大な存在だ。

現役時代の1994年からチャリティ活動を開始。引退後の2001年にアンドレ・アガシ・チャリティ基金を設立。同年には故郷であるラスベガスに学校を設立。2007年にはアンドレ・アガシ教育基金へと発展し、経済的な理由などで充分な教育が受けられない子どもたちの進学をさまざまなカタチでサポートしている。

Page02. 原点は「学びたかった」少年時代

LONGINES|ロンジン

ジャパン・オータム インターナショナル ロンジン賞 第35回ジャパンカップ表彰のため来日

テニス界のレジェンド、アンドレ・アガシ氏インタビュー(2)

原点は「学びたかった」少年時代

――アガシさんが教育に関するチャリティ活動を始められたのはまだ現役の頃、アンドレ・アガシ・チャリティ基金創設前からだったと思いますが、チャリティ活動を始めるきっかけを教えてください。

アンドレ・アガシ(以下、アガシ) 特にこれという出来事はないんです。でも、私は子どもの頃から、教育の重要性を感じていました。もっと教育を受けたいと望んでいたのです。

――テニスでは英才教育を早くから受けられたようですが。

アガシ 私がテニスの道に進んだのは、父の意志であり、私の意志ではありませんでした。幸い、この道で成功できたから良かったのですが、もし成功できなかったら、私には何もありませんでした。充分な教育を受けていないので、好きな職業にも就けず、現在のような充実した人生は送れなかったと思います。私は幸運でした。でも、そうではない子供たち、教育を受けられず、幸運にも恵まれない子どもたちは世界中にたくさんいます。彼らの未来を何とか明るいものにしたい、と思ったのです。

――つまり、ご自身の体験、教育への渇望がきっかけなのですね。

アガシ 子どもたちの実りある未来を実現できる、可能性を高めることができるのは、唯一、教育しかない。自分自身の体験から、私はそう確信しています。一時的にお金を援助しても、使ってしまえばそれで終わり。しかし、受けた教育はその人に一生残り、人生を切り拓く力になる。教育こそ、未来への希望そのもの(With educati0n. There's Hope.)なのです。

妻と二人だから、今がある

――チャリティ活動には、大変なご苦労があったと思いますが、どのように乗り越えられたのでしょうか。

アガシ 何よりも困難なのは、活動資金を集めることです。でも私は、チャリティ活動でも幸運に恵まれています。ブランドアンバサダーを務めるロンジンをはじめ、さまざまな企業や友人たちが多大な協力をしてくださいます。本当に感謝しています。

――アガシさんにとって、奥様であるシュテフィ・グラフさんはどのような存在ですか。

アガシ 私にとって妻はかけがえのない存在です。プレーヤーの時代と同様に。チャリティ活動は、私だけではない。妻と私の2人だからできること。ここまで続けてこられたのは妻のおかげです。テニス教室なども、いつも妻と2人で行っています。妻には心からの感謝しかありません。

時をエレガントに変えるロンジン

――ブランドアンバサダーを務めるロンジンは、アガシさんにとってどんな存在でしょうか。

アガシ ロンジンは私自身、そして「アンドレ・アガシ・教育基金」にとってもかけがえのないパートナーです。時計は昔から好きでしたが、ロンジンのアンバサダーになって、さらに好きになりました。どんな時計を着けているかで、時間の感じ方まで変わってしまう。そのことをつくづく体感しました。ロンジンの腕時計を着けてから、時間をエレガントに感じられるようになりました。

――これからの抱負について教えてください。

アガシ 私たちの活動で、教育を受けることで、未来への希望を手に入れた子供たち。その姿を見ること。今の私と妻にとって、これ以上の喜びはありません。ひとりでも多くの子どもたちに、教育を提供する、希望を持ち、未来を拓く力を得る機会を提供したい。そう考えています。

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問い合わせ先

ロンジン/スウォッチ グループ ジャパン

Tel.03-6254-7351

http://www.longines.jp

           
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