東京モーターショー 2015 リポート|Mercedes-Benz

東京モーターショー 2015 リポート|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz Vision Tokyo

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東京モーターショー 2015 リポート

未来の東京をイメージしたコンセプトモデルを発表 (2)

新世代に向けたコンセプトモデル

「クールな都市「東京」にふさわしいクールなクルマです」。メルセデス・ベンツをおさめるダイムラー社のデザイン統括、ゴードン・ワグナー氏は、東京で初お目見えした「ビジョン トウキョウ」についてそう語った。「メガシティに住むもっとも若い年齢層の「ジェネレーションX」をとくに意識して開発し、現代のメガシティに暮らす彼らのニーズに応える未来のクルマです」。

2030年頃の自動走行のラグジュリーセダン(未来の「Sクラス」?)の提案である「F015 ラグジュリー イン モーション」とともに並べられた「ビジョン トウキョウ」は、前出のワグナー氏の言葉を借りれば「ワンボックスデザインをもっともスポーティな形にしたもの」となるが、クロームのボディのマス(質量)感と、ブルーのライトがかなり目を惹く。室内へは1枚のみというドアを開けて入る設定になっているようだが、ショーモデルでそれを確かめることはできなかった。

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Mercedes-Benz Vision Tokyo

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Mercedes-AMG GT3

メルセデス・ベンツによると、室内はラウンジふうで、中央に3Dのホログラムプロジェクターがある(設定)とのこと。「すべての席で3Dマップやアプリ、エンターテインメント機能などのコンテンツが利用できます」とワグナー氏はコンセプトを説明する。スマートフォンやソーシャルネットワークが登場したときまだ子どもだったジェネレーションZのためのモデル。一度目にしてもいいかもしれない。

メルセデスAMGのブースには、パワフルな6.3リッターV8エンジン搭載のAMG GT3も展示されていた。3月のジュネーブでの自動車ショーでお披露目されたレース車両だ。その隣には2014年にF1で選手権を獲得した「W05 ハイブリッド」も展示(W06はまだ2015年シーズンで戦っている)。ハミルトンとロズベルグ両選手による圧倒的な速さでグランプリを制した記憶を鮮明によみがえらせてくれる。

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Mercedes-AMG Petronas F1 W05 Hybrid

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smart fortwo

「モータースポーツのイメージは、多くのマーケットでブランドイメージを強力に押し上げてくれます」。メルセデス・ベンツの開発部門を統括するドクター・トマス・ウェバーがかつてそう語っていたのを思い出す。「F1をやっていることで、SUVまでセールスが伸びますから」。

隣りには発売されたばかりの新型スマート「fortwo」と「forfour」。リアに搭載した91kWの最大トルクをもつ999cc 3気筒エンジンに、ツインクラッチの6段ATを組み合わせている。fortwoの全幅は100mm拡幅されて操縦性が向上したいっぽう、ハンドル切れ角の見直しなどで隘路での取り回し性のよさを確保。forfour(209万円~)も久しぶりの日本市場登場。今回はfortwo(限定発売のedition1で209万円~)とおなじシャシーを使うことでより操縦性が高くなったことをアピールしている。

東京モーターショーにおけるブースはまさに、破竹のいきおいで進撃を続ける巨人、メルセデス・ベンツの象徴に見える。