LOUNGE LIZARD｜“黒くタイトでシャープ”な2012年春夏コレクション

LOUNGE LIZARD｜ラウンジリザード

2012年春夏コレクション

“黒くタイトでシャープ”なブランドイメージを貫く

テーラードを基調にした人気のドメスティックブランド「LOUNGE LIZARD（ラウンジリザード）」の、2012年春夏コレクションがスタート。メンズブランドの多くが、爽やかでリラックスした方向性を打ち出すなか、細身のシャープなスタイルを貫くことで、独特の男臭さを醸し出している。

Text by KAJII Makoto （OPENERS）Photographs by LOUNGE LIZARD

スタート以来13年間変わらぬ姿勢を貫き、多くのファンの共感を得ているブランド

「ラウンジリザード」は、1998年にデザイナー八重樫学氏を中心とした3名で設立。原宿のキャットストリートにショップ『LOUNGE LIZARD』をオープンし、ブランドキャリアをスタートさせた。その直後にタイトなテーラードジャケットと細身のデニムパンツが話題となり、ドメスティックブランドブームを牽引する存在となった。

その最大の魅力は、黒をメインとしたフィット感あるタイトなデザイン。色や柄はオーソドックスなものが多く、ジャケットや人気のデニムをはじめ、カットソー、Tシャツなど、いずれもコーディネートしやすいものばかりだ。アクセサリーやブーツを合わせればストリートっぽく、シンプルに合わせればきれいめにも着こなせる。そんな汎用性の高さもこのブランドの特長といえよう。

とくに、高度なリメイク技術を駆使したジーンズは愛好者が多く、“黒くタイトでシャープ”な洗練されたイメージにベストマッチする。