ベントレーのSUV「ベンテイガ」登場|Bentley

ベントレーのSUV「ベンテイガ」登場|Bentley

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Bentley Bentayga |ベントレー ベンテイガ

SUVの頂点を極める

ベントレーのSUV「ベンテイガ」登場

今年1月のデトロイト モーターショーで、「ベンテイガ」という新型SUVの車名を発表したベントレー。ついに9月15日開幕のフランクフルト モーターショーで、その全貌があきらかにされた。コンセプトカーの「EXP 9 F」で予告されていたとはいえその迫力あるスタイリングと現行市販SUVの最高峰を標榜するパフォーマンスは、まさにスーパーラグジュアリーブランドであるベントレーにふさわしいものだといえそうだ。

Text by SAKURAI Kenichi

どこをどう切り取っても堂々たる4ドアのベントレー

登場予告から、どれほどの時間が経っただろうか。しかしそんな、待たされた時間さえも、このスタイリングとパフォーマンスの前では無意味に感じることだろう。ベントレーの新型SUV「ベンテイガ」が、ついにフランクフルト モーターショーで全世界初公開されたのだ。

ベンテイガは、ベントレー初の市販SUVというだけでない。フロントに最高出力608ps(447kW)、最大トルク900Nm(91.8kgm)を発生する6.0リッターのW12ツインターボエンジンを搭載し、0-100km/h加速が4.1秒、最高速度に至っては301km/hを誇る、文字どおり世界最強・最速のSUVなのである。

Bentley Bentayga |ベントレー ベンテイガ
Bentley Bentayga |ベントレー ベンテイガ

ベンテイガの予告編となったのは、2012年のジュネーブ モーターショーで発表されたコンセプトカー「EXP 9 F」だ。エクステリアは、このEXP 9 Fをベースに、よりベントレーの現行ラインナップにちかい意匠を採用。ファミリーのDNAを強調している。

ボンネットからつづく大きなフロントグリル、内側にヘッドライトを備えた大小4つのヘッドライト、20-22インチサイズのホイール、そして大きく膨らんだリアフェンダーなど、どこをどう切り取っても堂々たる4ドアのベントレーそのものでしかない。

SUVにしては長く伸びたリアのオーバーハングを採用するが、このオーバーハングは蹄鉄をモチーフとしたベントレー特有のデザインで、ベントレー初となるテールゲートは自動で開け閉めが可能になっている。テールゲートとリアフェンダーにまたがるテールライトは、ベントレーの頭文字である“B”の形に光るグラフィックを採り入れ、実際の点灯の際にはかなり目を引くはずだ。

Bentley Bentayga |ベントレー ベンテイガ

また、ベンテイガでは、パノラマサンルーフが標準装備され、サンルーフ全表面の約60パーセントとなるガラスの面積は1.35平方メートルにもおよぶという。ルーフにはオプションでアルミ製ルーフレールも装着可能。100kgまでの荷物を積載できるようになっている。

こうした特徴をもつボディのサイズは、全長5,141×全幅(ミラー除く)1,998×全高1,742mm、ホイールベースは2,992mmと発表された。4ドアのデザインを採用することもあって、もちろん「コンチネンタルGT」よりはひとまわり大きいが、おなじ4ドアモデルである「フライングスパー」よりは全長が約150mm短く、ホイールベースも70mm短い。そのいっぽうで、オフロード走行用に引き上げられた最低地上高によって車高は250mm以上も高い、1,700mmを越えるものとなっている。ちなみにその最低地上高は、最大245mmまで上昇させることも、さらに、乗り降りしやすいように、アクセスレベルに車高を落とすことも可能だ。