BGブランドから新作登場! 戸田恵子×植木 豪インタビュー

BGブランドから新作登場! 戸田恵子×植木 豪インタビュー

Happy? Half Century

BGブランドから新作登場!

戸田恵子×植木 豪インタビュー(1)

女優 戸田恵子さんによるライブツアーにさいし、BGブランドから新作が登場した。そこでデザインを手がけるダンサー 植木 豪さんを交え、ライブツアーを振り返るとともに、新作アイテム、BGブランドの活動について聞いた。

文=OPENERS写真=大森 直

BGブランドらしい、クールな仕上がり

――新作アイテムのデザインテーマは?

植木 ストールを巻いているようなフェイクプリントをメインに、全体のデザインを構成していきました。ストールをモチーフにしたプリントのアイデアは以前からあったのですが、今回やっとカタチにすることができました。BGブランドらしい“武骨さ”を表現したかったので、シルバープリントで渋めの色味に仕上げました。箔を使うとポップになってしまいますからね。僕自身ストールが大好きでいっぱい持っていて、じつはこのプリントのストールも、もとになっているのは僕のストールなんです。柄はゼブラパターン。BGブランドらしいクールな仕上がりになっているのではと思います。

戸田恵子×植木 豪インタビュー 01

戸田 一枚で着てももちろんいいんですけど、シャツやアウターをレイヤードすることで活きる、よりコーディネイトで遊べるデザインに仕上がっていると思います。ジャケットの下に合わせて、さりげなくカジュアルダウンさせるのもいいですよね。無地だとつまらないけど、派手なものだと子どもっぽくなってしまう、そんなとき、シックな色味ながら、ほどよい華やかさも演出してくれるこのTシャツはお薦めです。

イタズラな表情のスマイルマークがポイント!

植木 ベースがフェイクプリントなので、スマイルマークはプリントではなくフェルトのワッペンで立体的に。巻いたストールにバッチをつけている、というイメージです。うえになにか羽織ると、中からスマイルが覗いているような感じになるんです(笑)。BGブランドらしいイタズラな表情が気に入っています。

戸田 この眉毛は最後の最後で急きょプラスすることにしたんです(笑)。でも、おかげでブランドらしい雰囲気が出せたなと思っています。ワッペンを2枚重ねてつけたことで、より立体感が増して、デザインにメリハリがついたのではないでしょうか。

植木 ベルトにしろ、スニーカーにしろ、シルバーカラーのディテールってあらゆる部分にあるので、合わせやすいのではないでしょうか。バックプリントには、いつもの“I♡BG”ロゴをプリントしています。

文字の部分は、よりパキっと発色させるため二度刷りしています。だからフロントのシルバーの色とは微妙にちがうんですよ。ちょっとしたことですが、それだけで全然ちがって見えるんです。“♡”のピンクはさし色として。この位置ならだれでも抵抗なく取り入れられるでしょう(笑)?

幅広い年齢層が楽しめる、デザインの微妙なさじ加減

――デザインするうえで、もっとも難しい点は?

戸田 幅広い層の方々に着てほしいので、微妙なさじ加減が大事。おとなの方々にファッションに対して“もう少し冒険してみない?”というメッセージを提案していきたいと思い、“おとなロック”というコンセプトのもとブランドを展開してきましたが、冒険しすぎたデザインだと、やっぱり抵抗がある。だからといって無難なデザインではメッセージに反するし、若いひとたちにとってはつまらない。ロックなテイストをベースに、世の中のトレンドも意識しつつ、そのバランスはいつも慎重に考えています。

植木 姉さんのライブに来る方々の年齢層は、10代から70代まで本当に幅広いんです(笑)。だからライブ会場を思い出して、あのひとにもあのひとにも似合うものを、と心がけながらデザインしています。

ABOUT
TODA Keiko

愛知県出身、9月12日生まれ。NHK名古屋放送児童劇団に小学5年生から在籍し、『中学生群像』(『中学生日記』の前身) で女優デビュー。1973年に上京し、翌74年「あゆ朱美」の芸名でアイドル演歌歌手としてもデビューする。 その後、タレント活動中に声優・演出家の野沢那智より声をかけられ、77年に野沢主宰の劇団・薔薇座へ入団。本格的な演技を学び 始め、『スイート・チャリティ』『踊れ艦隊のレディたち』など数多くのミュージカルに出演、看板女優として活動する。 主演した『スイート・チャリティ』で芸術祭賞演劇部門賞を、また外部出演したミュージカル『ミュージックマン』で葦原英了賞を受賞。 薔薇座には89年まで在籍し、同年には舞台『渾・身・愛』で第24回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。 79年に『機動戦士ガンダム』のマチルダ・アジャン役で本格的に声優としての活動をスタート。その後、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』 (三作目)の鬼太郎、『キャッツ・アイ』の瞳、『きかんしゃトーマス』のトーマス、『それいけ!アンパンマン』のアンパンマン などの声で人気を集める。洋画の吹き替えも数多く手掛けジュリア・ロバーツ、ジョディ・フォスター、ビビアン・リーなどでよく知られている。 声優としての活躍が続いた後、97年には三谷幸喜脚本によるテレビドラマ『総理と呼ばないで』、同じく三谷幸喜脚本・監督の 映画『ラヂオの時間』に出演するなど、女優業を意欲的に展開。その他『クイール』『NINXNIN忍者ハットリくんTHE MOVIE』 『THE 有頂天ホテル』。『ラヂオの時間』では、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した。 以降も女優として、NHK朝の連続テレビ小説『ちゅらさん』『純情きらり』、NHK大河ドラマ『新撰組!』、 CX『ショムニ』『お水の花道』『天才柳沢教授の生活』『HR』などに出演。また舞台でも『温水夫妻』『You Are The Top』 『オケピ!』『なにわバタフライ』(共に三谷幸喜作・演出)、『歌わせたい男たち』(永井 愛作・演出)、 『星屑の町・東京砂漠編』(水谷龍二作・演出)、地球ゴージャス『HUMANITY』、『ザ・ヒットパレード ショウと私を愛した夫』 (鈴木 聡作・山田和也演出)など、同時代の劇作家によるオリジナル作品に多数出演。『なにわバタフライ』『歌わせたい男たち』 で、第5回朝日舞台芸術賞秋元松代賞、第13回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した。 確かな歌唱と演技、その存在感は各界のクリエイターから評価され、世代を超えて観客からも支持を集めている。