CHROME HEARTS｜クロムハーツにてアート展「JOE FOTI“HERE COMES MR.OCULUS”」開催

CHROME HEARTS｜クロムハーツ

アート作品は展示販売中。人気作品はお早めに！

アート展「JOE FOTI“HERE COMES MR.OCULUS”」

「クロムハーツが愛するものを、クロムハーツを愛してくださる皆さまへ」という、アートを愛するクロムハーツのデザイナー兼オーナーリチャード・スターク氏の情熱からはじまったアート展。今回は、リチャードの親友であるジョー・フォティ氏のアート作品の展示販売を、CHROME HEARTS TOKYOとCHROME HEARTS OSAKAで開催している。

文＝OPENERS
写真＝原恵美子

“HERE COMES MR.OCULUS”のミスター・オキュラスとは？

ジョー・フォティ氏は、1990年にクロムハーツアート担当、科学主任に就任し、1998年から2003年まで日本に拠点を移して創作活動をおこなったキャリアをもつアーティスト。2003年には、個展で展示したスカルフィギュアアートが好評になったことをきっかけに、ジョー・フォティ氏がデザインし、クロムハーツがプロデュースした「FOTI by CHROME HEARTS」をリリース。ユニークな12のキャラクターによる、チェーン、キーリング、ペンダント、リング、Tシャツなど、あたらしいデザインアイテムを提案している。

今回の“HERE COMES MR.OCULUS”のミスター・オキュラスとは、一種の宇宙船のこと。彼らは海賊のように銀河を徘徊する生物で、芸術品を盗むのが大好きなことでよく知られている。

この略奪集団の名前の由来は、彼らが地球の軌道から、イタリア・ローマはパンティオンのドーム頂上部に採光のためにある円形の開口部オキュラスを通って出入りすることにちなんでいる。そしてそれはあまりにも速く、瞬時の出来事ゆえ人間の目には見えない──。

個展「ミスター・オキュラスがやって来た」の発想の源は、ジョー・フォティ氏がヨーロッパを旅しているときに生まれたもので、フォティ氏は、「私は第二次世界大戦の最中に盗まれた芸術品の物語にすごく心を引きつけられました。博物館で見た絵画には、かつてナチスの軍人によって額縁を残したまま、ナイフで荒々しく絵だけ四角く切り取られ、その跡の残った作品をいくつも見ました。かなりの数の作品はいまもなくなったままで、行方不明のまま二度と見つからないだろうと人びとは言います。きっと宇宙のどこかを尋常でない速度で旅しているのでしょう」とコメントする。