新型マツダ ロードスター(ND型)を試乗する|Mazda

新型マツダ ロードスター(ND型)を試乗する|Mazda

CAR IMPRESSION

Mazda Roadster|マツダ ロードスター

選ぶべきはMTかそれともATか

新型マツダ ロードスター(ND型)を試乗する

マツダの新型「ロードスター(ND型)」が好調だ。発売からわずか1ヵ月で、販売目標として掲げた月間500台の10倍を超える受注を獲得。製造ラインはフル稼働中だという。かぞえて4代目となるこの新型は、マツダが初代モデルを1989年に登場させて以来、はじめて原点回帰を目指し開発した意欲作。塩見智氏がMTとAT、ふたつの最新ロードスターを試す。

Text by SHIOMI SatoshiPhotographs by HANAMURA Hidenori

先進国でロードスターを見かけない国はない

毎年夏に英国で開かれるグッドウッドFOS(フェスティバル・オブ・スピード)。ブランドを問わず、置いているだけで博物館のメインを務められるような新旧のレーシングカーやスポーツカーが、クローズドコースをかっ飛ばすことで有名なイベントだ。

毎回、フィーチャリングブランドが定められるのだが、その役を任されるということは、金もかかるが名誉なことで、そのブランドがモータースポーツやスポーツカーの分野で功績を果たしたと認められたことを意味する。

6月末、イギリスサセックス州で開催されたヒストリックカーイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」

Goodwood Festival of Speed

ヒルクライムコースを走行するマツダ「787B」

今年、マツダがその大役を担った。特権として、会場には天に向かって駆け上がっていくかのようなマツダ「787B」と、ドライビングシミュレーションゲーム「グランツーリスモ6」向けのバーチャルスポーツカー「LM55 ビジョン グランツーリスモ」の巨大オブジェが飾られた。そのことが日本人としてなんだかうれしく、何度も眺めてしまった。日本から来ていたマツダ社員の方々も誇らしげに見上げていた。

同社のブランドアイコンである「ロードスター」が10年ぶりにモデルチェンジした節目の年にFOSのフィーチャリングブランドを務めるなんて、マツダ、もってるな。

それにしても、ロンドンからグッドウッドまでの市街地で、多くの歴代マツダ ロードスターを見かけた。さすがは「2人乗り小型オープンスポーツカー」生産累計世界一としてギネスブックに載ったクルマだ。先進国でロードスターを見かけない国はない。