伊藤嶺花|いとうれいか|青木カレン|スピリチュアル対談(前編)

青木カレン×伊藤嶺花|スピリチュアル対談(前編)

Divine of Creation - 創造力の背後にあるもの -

スピリチュアル対談 vol.13|ミュージシャン 青木カレン

伊藤嶺花が“視た”ゲストの肖像

「巫女として、王妃として、
シンガーとして、人びとに“愛”を語りつづける女神」(前編2)

「たまたまカフェで聴いたジャズの有線がきっかけに」

青木 マガジンハウスのアシスタントのお仕事で葉加瀬太郎さんとご一緒する機会があったんですけど、その後偶然再会したときに「私、映像の音楽やってるんですよ」なんてことを話して、しかもちょうどテープをもっていたから渡して。そこから「音楽を一緒にやろう」と声をかけていただいたんです。

伊藤 えーー!

青木 そんなきっかけもあってソロでデビューさせていただいたんですけど、でもあまり自分のやりたいかたちでは折りあいがつかなくて。いろんな意味で一回お休みをしたんです。実家の近くの小さな塾の先生をやった時期が1年くらいあって、そのときにジャズと出会いました。

伊藤 そうなんですね。もともといわゆるベーシックなジャズには興味をもたれていたのですか?

青木 いや、最初はそんなに。本当に急に好きになって。友だちとカフェでお茶をしていたら、すごくすてきな曲がつぎつぎとかかって、店員さんに「誰の曲ですか?」と聞いたら「ジャズの有線です」と。それで確かその日のうちに「ジャズ」についてネットで検索したのですけど、あるお店が出てきた。それで後日そのお店に行くと、ちょうどアマチュアのひとが一曲ずつ歌える日で。私はよくわからないながらも、一曲だけメロディを知っていた「My Funny Valentine」を、歌詞カードを見ながら歌ったんです。それがすごく楽しくて! そのときに声をかけてくれたひと(ギター奏者の田辺充邦さん)と、今でも一緒にやっています。

伊藤 へえーー! ご縁ですね。

青木 そうですね。「きっと君にはジャズが合うから、いろいろ教えてあげるよ」と言ってくれて。奥さまがチェリストで、譜面の書き方を奥さまに教えてもらい、旦那さまである田辺さんには歌の伴奏をしてもらって、曲を覚えて、っていう……。「My Funny Valentine」とも縁があって、今度テレビではじまる番組の第1曲目もこの曲なんですよ。

伊藤 すごい。

青木 はじめてのプロの仕事がヴァレンタインデーの日にあった阿川泰子さんのステージの前座で、その時も「My Funny Valentine」を歌わせてもらったんです。なんだか縁があって……まぁそんな経緯がありつつ、今にいたると。ジャズをはじめてからは、自分がやりたいことをやって、それをお客さんもよろこんでくれて、っていう比較的自然なかたちでプロをやらせていただいている感じですね。

伊藤 すごくいいですね。導かれていると思いますよ。スタートが遅いとはいえ、若いうちからジャズの世界に入るって、珍しいのでね。

青木 そうですよね。とくにジャズの世界は。小さいころからジャズ教育を受けていて、って方はいますけどね。大人になってから急にはじめたひとはそんなには多くないから。

伊藤 でもこれまでにやったカメラマンアシスタントや塾の先生だったりの経験が、今の創作活動に全部活きてますもんね。

伊藤嶺花|青木カレン|スピリチュアル対談(前編)04

スピリチュアルヒーラーの伊藤嶺花さん

「今までジャズを聴いたことのないひとにも、ジャズっていいなと思ってもらいたい」

青木 そうですね。今は自分のオリジナルの曲も作りつつ、あとはジャズスタンダードと、ポップスのカバーとを3分の1くらいずつの割合で構成するイメージでアルバムを作っていて。やっぱりポップスが入っていたほうが、初めてジャズを聴く方にはなじみやすいかな、と。

伊藤 「知ってる、聴いたことある」っていう曲があると入りやすですよね。

青木 そうですよね。今までジャズを聴いたことないひとに向けて、「ジャズってこんなに楽しいんだな」ていうきっかけになるような曲を作りたい。4月にリリースしたニューアルバム『voyage』はそういうテーマをとくに強く感じて作ったアルバムなんです。

伊藤 そのテーマを強くすることで、何か反応はありました?

青木 私は、音楽はライブが命だと思っていて、目の前に私以外のひとがリスナーとしていて、そのひとたちとのコミュニケーションをとる。そこでは音楽はひととひとをつなぐもの、という感じがしますね。つい先週末に行って来た台湾のライブで、私以外のミュージシャンの方がジャズのスタンダードを歌ったり、その場の曲を歌ったりするのを聴いて、ああやっぱりジャズってすばらしいなと思って。おなじ音楽を知っていて、歌う言葉はちがうけれどもその感覚を共有することができる。ふつうにお話をしたらつうじない者どうしが、音楽を介して笑顔になったり。

伊藤 通じ合えますもんね。

青木 そう。とても基本的なことなんだけれども、やっぱりそれがいちばんパワフルなんだな、とあらためて思いましたね。やっぱりジャズをはじめた当初は自分自身の力不足とか、いろいろと考えることがあったんですけど、それがだんだん「とにかく心をそのまま伝える」みたいなことだけに集中しようと、だんだん思うようなってきて。そうするとステージでも緊張する隙がない。気持ちを伝えるということに気持ちを注ぐようになると、緊張している場合じゃなくなる、というか(笑)。それはちょっと自分のなかでも、変わってきている部分なのかもしれないですね。

ABOUT
ITO Reika

株式会社ディヴァイン代表/スピリチュアルヒーラー 服飾雑貨系の企業にて商品企画、広告宣伝、経営企画の仕事に従事したのち、天界とのチャネリングと潜在意識のリーディングをおこなうライトワーカーとして活動開始。相談内容によって …