MOVIE|上流階級の豪華邸宅で繰り広げられる愛憎劇『ハウスメイド』
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2015年5月27日

MOVIE|上流階級の豪華邸宅で繰り広げられる愛憎劇『ハウスメイド』

上流階級の豪華邸宅で繰り広げられる危ない関係

映画『ハウスメイド』

メイド(maid)──家事労働をおこなう女性使用人。処女、未婚の女性の意をもつ。昨年韓国で初登場1位を記録し話題騒然となった映画『ハウスメイド』が、8月27日(土)より、TOHOシネマズ シャンテ、新宿ミラノほか全国順次ロードショー公開される。

Text by OPENERS

主演女優チョン・ドヨン演じるメイドの本能と官能。そして衝撃のラストへ

『ハウスメイド』は、故キム・ギヨン監督による1960年の傑作『下女』のリメイク版。『下女』は、上流階級の家庭にあたらしい家政婦がやって来ることで、裏切り、残酷さ、性的なオブセッションが表面化するようすを妥協のない描写で表現した作品で、当時の韓国社会に大きな衝撃をあたえ、大旋風を巻き起こした。

プロデューサーを務めるジェイソン・チェ氏は、「この映画のリメイクはつねに、韓国映画にかかわるすべての者の夢だったのです」と語る。現在でも韓国を代表する映画といえばこの『下女』で、世界に傑作として広く認められている。パク・チャヌク、キム・ギドク、ポン・ジュノといった韓国の一流監督の多くに影響をあたえ、追随者を生んだ。さらに、ロマン・ポランスキーやミヒャエル・ハネケといった世界的に著名な監督たちにまで、ギヨン監督の影響がおよんでいるといわれている。

リメイクされた『ハウスメイド』は、監督にイム・サンス氏を迎え、カンヌ国際映画祭主演女優賞に輝くチョン・ドヨンやイ・ジョンジェ、ユン・ヨジョンなど、人気・実力ともに備える理想的なキャストが決定。第63回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映され絶賛された。

とくに、舞台となる大邸宅は、まさに一級のサスペンスにふさわしい空前の豪華さで、映画のシーンの8割が邸宅内で撮影され、セットの合計は2300平方メートルという韓国映画史上最大規模。数万ドルの本物の美術品も存在感を示し、本作でキーインテリアとなるシャンデリアは、韓国文化芸術賞を受賞したペ・ヨンファン氏が本作のために制作しているのも見どころとなっている。

ハウスメイド|チョン・ドヨン 02

© 2010 MIROVISION Inc. All Rights Reserved

ハウスメイド|チョン・ドヨン 03

© 2010 MIROVISION Inc. All Rights Reserved

<STORY>
裕福な屋敷でメイドとして働くことになったウニ(チョン・ドヨン)。そこでは、優しい主人のフン(イ・ジョンジェ)と妻、娘、昔からそこで働くメイドのビョンシク(ユン・ヨジョン)が暮らしていた。ビョンシクに厳しく指導されながらも、無邪気に笑顔をふりまき懸命に働くウニは、ある日フンに求められるまま男女の関係をもってしまう。その後、邸宅ではつぎつぎと不可解な出来事が起こりはじめて──ウニの無垢が凶器になったとき、豪華邸宅は震撼の館に変わる。

『ハウスメイド』
監督・脚本|イム・サンス
出演|チョン・ドヨン、イ・ジョンジェ、ユン・ヨジョン、ソウ
提供・配給|ギャガ
2010/韓国/カラー/シネスコ/ドルビーSR、ドルビーデジタル/107分
©2010 MIROVISION Inc. All Rights Reserved
(R15+)
http://housemaid.gaga.ne.jp/

           
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