Volkswagen The Beetle|フォルクスワーゲン ザ ビートル ローンチ開始!
CAR / NEWS
2015年3月17日

Volkswagen The Beetle|フォルクスワーゲン ザ ビートル ローンチ開始!

Volkswagen The Beetle|フォルクスワーゲン ザ ビートル

2011年内のローンチ決定を発表!

フォルクスワーゲン ビートルの新型「ザ ビートル」がまもなく販売を開始することが発表された。

Text by OPENERS

クリーンかつスポーティな意匠を纏ったエクステリア

フォルクスワーゲンが、2011年4月に開催された上海オートショーにてお披露目した「ザ ビートル」。
この新型は、1930年代から製造されていた“タイプ1”からつづくアイコニックな丸みのあるデザインを踏襲しつつ、2代目「ニュービートル」にさらなるドライビングの楽しみと実用性を加味したモデルとなった。

ザ ビートルのデザインについて、フォルクスワーゲングループ デザインディレクター ワルター・デ・シルバとともに監修したクラウス・ビショフは、「ザ ビートルは、クリーンかつスポーティな意匠を纏ったエクステリアをもつ。従来のモデルからくらべて広がった全幅、長くなったボンネット、後方に伸びるように設計したフロントウィンドウなどによって、さらなるエアロダイナミクスを生み出すことができる」と述べている。

Volkswagen The Beetle|フォルクスワーゲン ザ ビートル ローンチ開始|02

Volkswagen The Beetle|フォルクスワーゲン ザ ビートル ローンチ開始|03

ラゲッジスペースは約100リットル拡大

エクステリアデザインのもととなっているのが、2005年にデトロイトで発表され、その当時ビートルの次期モデルと噂されていた「ラグスターコンセプト」だ。同車は“よりダイナミックかつマッスルに”をコンセプトに掲げ、車高を150mm低く設定し、レース用のバケットシートを装備していた。ザ ビートルのディメンションに目をやってみると、ボディサイズは全長4,278(従来モデルよりプラス152)×全幅1,808(プラス84)×全高1,486(マイナス12)mmとなっている。数値を見ると、全高が低くなった一方で、全長、全高がかなり拡大されているのがわかる。これはラゲッジスペースなどの実用性、快適性確保のために、人間工学に基づいて設計された結果だという。ニュービートルが荷室容量209リットルだったのにたいして、ザ ビートルは310リットルと大きく拡大した。

アジア圏では2012年2月に発売予定!

ローンチ時期は、北アメリカが2011年9月もしくは10月、ドイツが10月、ヨーロッパ全域が11月(右ハンドルモデルが2012年1月)、そしてアジア圏が2012年2月となっている。ラインナップは、内装のデザインなどがことなる「ビートル」「デザイン」「スポーツ」の3つ。

さらにヨーロッパ、アメリカ市場にかんしては、2.0リッターTSIエンジンを搭載し、竜巻を彷彿させる“トルネード”アロイホイールを履き、“turbo”の文字が刻まれるサイドシルを備えるターボモデルも追加される予定だ。

通常のラインナップのその他詳細にかんしては、上海オートショーでの記事をご参考いただきたい。

Volkswagen The Beetle|フォルクスワーゲン ザ ビートル
ボディサイズ|全長4,278×全幅1,808×全高1,486mm
ホイールベース|2,537mm
エンジン|1.2リッター、1.4リッター、2.0リッターTSI、1.6リッターTDI
最高出力|77kW(105ps)~147kW(200ps)
燃費|4.3ℓ/100km
※燃費は1.6リッターTDIエンジンでの数値。

           
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