1,850kgに軽量化されたボディ

マセラティのモータースポーツ部門「マセラティ コルセ（MC）」の名を冠した「マセラティ グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」。「グラントゥーリズモS」をベースにマセラティがモータースポーツで養ってきた最先端技術を集結し開発、最高時速はロードカーとしてはじめて300km/hを超えた、マセラティ最速のクーペだ。

全長4,933×全幅1,915×全高1,343mmのボディをもち、足まわりにはマセラティ初のカーボンセラミックブレーキや、軽量化が図られた20インチアロイホイールなどを採用。その結果、車輛重量1,850kgとマセラティのラインナップのなかでもっと軽量なモデルとなった。

エクステリアは、マセラティらしいエレガントな流線的なスタイルで、卓越した存在感を主張。さらに、強力なダウンフォースを生み出すため、エアロダイナミクス性能を最適化したという。

インテリアは、レザー、アルカンターラをふんだんに使用し、メーターパネルのデザイン、ダッシュボードのレイアウトも一新した。さらに、これまでマセラティの伝統であったブルーのメーターパネルもブラックに変更され、スポーティな雰囲気に。

ダイナミックなドライビングテイストを楽しめる「レースモード」を搭載

パワートレインは、4.7リッターV8エンジンを採用。最高出力はベースの「グラントゥーリズモS」よりも7kW（10ps）上まわる330kW（450ps）/7,000rpm、最大トルクは20Nmアップの510Nm（52.0kgm）/4,750rpmという強大なパワーを誇り、0-100km/h加速は4.6秒を記録する。

サスペンションは車高を10mm低くし、ダンパーの減衰力を高め、より太いロールバーを装備することで左右の荷重移動を最小限に抑え、走行の安定性を強化した。全体ではフロントで16パーセント、リアでも32パーセントの剛性アップとなった。

ドライビングモードは「オート」「スポーツ」にくわえ、よりダイナミックなドライビングテイストを楽しむことができる「レースモード」を搭載。レーストラックと一般道の両方で最適な運転をすることができる。全モードでアクセルのレスポンスも向上し、「レースモード」では、コンピュータ制御されたシフトコントロールにより、わずか0.06秒でのギアチェンジを実現した。

最上級の快適性がありながらも、レーシングカーのようなパフォーマンスをもつスーパースポーツカー「マセラティ グラントゥーリズモ MC ストラダーレ」。まさにスポーティかつ、エクスクルーシブなマセラティの世界観を体現したモデルである。

MASERATI GRANTURISMO MC STRADALE│
マセラティ グラントゥーリズモ MC ストラダーレ
ボディサイズ│全長4,933×全幅1,915×全高1,343mm
ホイールベース│2,942mm
車両重量│1,850kg
エンジン│4.7リッターV型8気筒DOHC4バルブ
最高出力│330kW（450ps）/7,000rpm
最大トルク│510Nm（52.0kgm）/4,750rpm
燃費｜14.4ℓ/100km
CO2排出量｜337g/km
価格│2112万5000円
※燃費、CO2排出量は英国データに基づく。

マセラティ コールセンター
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