ORIS|アヴィエーションウォッチの新作が充実!F1 AT&Tウィリアムズチームとの協力強化も発表

ORIS|アヴィエーションウォッチの新作が充実!F1 AT&Tウィリアムズチームとの協力強化も発表

2011年腕時計特集|世界最大の腕時計フェアより最新情報をお届け

ORIS|オリス

アヴィエーションウォッチの新作が充実!

F1 AT&Tウィリアムズチームとの協力強化も発表

F1 AT&Tウィリアムズチームとのコラボレーションモデルなどスポーツモデルを中心に、リーズナブルで魅力的な機械式腕時計コレクションを展開するオリス。今年はとくに、航空界での歴史やトピックに関連したアヴィエーションウォッチに、魅力的な新作が複数登場した。

取材・文=渋谷康人

35万円以下の機械式腕時計でNo.1

1904年、わずか24人の小さな時計工房としてスタートし、第二次世界大戦前から手ごろ価格の機械式腕時計で着実に成長してきたオリス。ポインターデイト(指針式日付表示)機構の開発や、手袋を着けたままで操作できる大型リュウズつきの軍用腕時計の供給、最近ではF1のAT&Tウィリアムズチームのスポンサーとしても知られ、現在のスイス機械式腕時計の復興・発展を象徴する時計ブランドのひとつだ。

クォーツショックによる低迷を経て1982年に経営陣を刷新。1985年にはいち早く「機械式時計のみを製造する」という企業戦略を掲げる。そして1990年代から現在もつづく世界的な時計ブームのなかで着実に成長。高品質で魅力的、しかも手ごろな価格の腕時計、とくにスポーツウォッチで、年を重ねるごとに愛用者を増やしている

ORIS|オリス 03

“4000スイスフラン(約35万円)までの価格帯では他の追随を許さない機械器時計メーカーである”とみずからホームページで宣言している同社は、2011年も価格を超えたクオリティをもつ魅力的な新作コレクションを展開。この宣言が真実であることをあらためて証明した。

アヴィエーションウォッチに注目!

2011年の新作はやはりスポーツウォッチが中心。バーゼルフェア時点では、ここ数年もっとも人気のあるモータースポーツコレクション、今後さらにスポンサー活動に力を入れるF1 AT&Tウィリアムズチームとのコラボレーションモデルこそ発表されなかったが、アヴィエーション(パイロット)ウォッチやダイバーズモデルが登場した。なかでも充実しているのが、アヴィエーションウォッチ。スイスでおこなわれている航空機の保存活動に協賛したモデルなど、全部で3モデルが発表されている。そのなかでもOPENERS読者の男性にお薦めしたいのが、第二次世界大戦中の軍用腕時計の伝統を受け継ぐ「ビッグクラウン」シリーズの新作クロノグラフ「ビッグクラウン X1 カリキュレーター」だ。

これは1947年10月14日、世界ではじめて音速の壁を超えたアメリカの実験機「ベルX1」の偉業を讃えて企画されたモデル。コンピュータが航空機に導入されていなかった時代、パイロットや航空機関士たちは航路や燃料消費の計算のために計算尺(カリキュレーター)を使用した。このモデルはその伝統に基づいて、回転式計算尺をベゼルに装備している。また回転式計算尺のマニュアル、スペシャルボックスとともに、このストーリーを映像化した映画「ライトスタッフ」(フィリップ・カウフマン監督作品)のDVDが付属しているのも大きな魅力。レトロで精悍なデザインも光る。航空ファンはもちろん、機械式クロノグラフの購入をお考えのかたにもぜひお薦めしたい。

ビッグクラウン X1 カリキュレーター
回転式計算尺の搭載で“精密機器らしさ”を堪能できる

回転ベゼルに昔のアヴィエーションウォッチ同様の計算尺機能を搭載した新作クロノグラフ。ベルX1の偉業を讃えて、クロノグラフのスタート&ストップ、リセットボタンには「X」と「1」がそれぞれ刻印されている。搭載ムーブメントは、時計界でもっとも実績があり信頼されているETA社製の自動巻きクロノグラフキャリバー7750をベースに、オリスが手をくわえた「Oris675」というもの。PVDコーティングによるガンメタルカラーのケースや、ベゼルの落ち着いた精悍な雰囲気も大きな魅力だ。針やインデックスは、スーパールミノバ加工されており暗い場所での視認性も抜群。またケース裏にはメートル&フィートの換算表も刻印されている。

自動巻き、直径46mmのPVD加工ステンレススティールケース、裏面ラバーのカーフストラップ、シースルーバック、日付&曜日表示、スペシャルボックスと映画「ライトスタッフ」DVDつき、29万4000円。