リコー|防水防塵タイプの新シリーズ「RICOH PX」が誕生|RICOH
DESIGN / DIGITAL
2015年2月6日

リコー|防水防塵タイプの新シリーズ「RICOH PX」が誕生|RICOH

RICOH│リコー

日常からアウトドアまで幅広いニーズに対応

防水防塵タイプの新シリーズ「RICOH PX」が誕生

リコーから、防水防塵でありながら気軽に持ち運べるコンパクトデジタルカメラ「RICOH PX」が誕生した。6月下旬から販売される。

文=谷中朋未

優れた防水性と防塵性を誇る、タフな1台

これまでのリコーデジタルカメラの根底に流れる画質思想を受け継ぎながら、日常のあらゆるシーンで気軽に、簡単にシャッターを押せるようにと開発された新シリーズ「RICOH PX」。

最大の特徴は、水深3メートルで60分間の使用が可能なJIS・IEC保護等級IP68に相当する防水性と、防塵性だ。1.5メートルの耐衝撃設計になっており、アウトドアでの土や埃、雨、水などを気にすることなく、いつでも安心して使うことができる。もちろん、汚れたら水洗いも可能だ。ボディには、広視野角で、高コントラストの高精細2.7型23万ドット液晶モニターを搭載。傷防止をはじめ、指紋がつきにくく、陽射しの強い野外でも高い視認性を確保する反射防止のコートがほどこされているのも心強い。

起動時間は1.4秒と短く、シャッターチャンスを逃さない。通常撮影時でも、被写体に応じ自動に最適な設定で撮影するので、すばやく簡単な撮影を可能にした。動く被写体でもピントの合った写真が撮れる「被写体追尾AF」も搭載されている。

最大28ものシーンに対応した「プレミアムショット」

撮像素子は1,600万画素の高精細CCDセンサーで高解像画質を実現。画像処理エンジン「スムースイメージングエンジンVI」を採用することで、暗いシーンでもノイズを抑えた画像を撮影できる。また、センサーシフト式手ぶれ補正機能により、シャッター速度が遅い夜景や室内、ズーム使用時などに起きやすい手ぶれも防いでくれる。ズームは光学5倍ズームを搭載し、焦点距離は35mm換算値で、広角28mmから望遠140mmまでをカバー。超解像技術を応用したズームでほとんど画質の劣化をすることなく、280mm相当までの望遠撮影を可能にした。さらに、デジタルズームと組み合わせると最大1,344mm(280mm×4.8)の超望遠撮影もできるという。

日常の撮影シーンに対応した「プレミアムショット」機能も見逃せない。明るくおいしそうに撮影できる「料理」や「スイーツ」はもちろん、オークション出品撮影用のための「オークション」「ソフトフォーカス」「トイカメラ」など、最大28もの多彩なシーンに対応する。

また、気に入った画像を3段階のレートに設定し、再生ボタンひとつでレート別にすぐに呼び出せる「お気に入り表示」機能や、シークレット画像を表示させずに再生を楽しむことができる「プライベート再生」モード、撮影日から写真を検索する「カレンダー表示」モードなど、便利な再生機能も盛り込まれている。

持ち運びやすいコンパクトでフラットなデザイン

記録媒体は40MBの内蔵メモリーのほか、SDメモリーカード、32GBまでのSDHCメモリーカード、さらには無線LAN機能を搭載した「Eye-Fiカード」にも対応。

ボディは、W100×H55×D21.3mmとコンパクトなサイズで、ポケットなどへの収納性や携帯性にこだわった凹凸のないフルフラットなデザインを採用。カラーはライムグリーン、シャンパンシルバー、ブラックを用意している。すべりにくく、衝撃吸収と傷防止にも役立つ別売りのプロテクションジャケットはホワイト、ピンク、ブルー、イエロー、ブラウンとカラフルなカラーがそろえられ、気分やTPOによってジャケットを替えても楽しい。

シーンを選ばない使いやすさと、多彩な機能をもちあわせた「RICOH PX」。毎日持ち歩きたい1台に仕上がっている。

RICOH PX│リコー PX
ボディカラー│ライムグリーン、シャンパンシルバー、ブラック
価格│オープン(市場想定価格 約3万円)
画素数│有効約1600万
寸法│W100×H55×D21.3mm
重量(付属電池、SDカードふくむ)│156g
月産台数│5万台
発売日│2011年6月下旬

リコーお客様相談センター
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