マイナーチェンジした新型アウディQ3に試乗|Audi

マイナーチェンジした新型アウディQ3に試乗|Audi

CAR IMPRESSION

Audi Q3|アウディ Q3

マイナーチェンジした新型アウディQ3に試乗

新デザインのシングルフレームグリルや、流れるように点滅するインジケーター式のLEDリアライトの採用、またパワーアップを図りながらより省燃費になったエンジンなど、内外にリファインを受けたアウディ「Q3」。横浜で試乗した河村康彦氏がリポートする。

Text by KAWAMURA YasuhikoPhotographs by MOCHIZUKI Hirohiko

日本にマッチするQ3のサイズ感

2011年春の上海モーターショーで発表され、およそ1年後には日本でも発売――そんなデビューシーンを飾ったアウディ「Q3」が、モデルライフ途中のリファインを受けて、再度日本へと上陸した。

2005年に登場した「Q7」に始まったアウディのSUVラインナップは、その後「Q5」、そしてここに紹介の「Q3」へ“下方展開”がおこなわれてきた。まるで小山のように巨大なQ7はもとより、全幅が1.9メートルに達するQ5でも「まだ大き過ぎる」という人にとって、4,400×1,830mmという全長×全幅で、いわゆる“コンパクトSUV”の範疇に入るQ3は、日本ではまずそうしたサイズ感から、多くの人の目に魅力的と映る可能性は高いだろう。

Audi Q3|アウディ Q3
Audi Q3|アウディ Q3

独創の5気筒エンジンを搭載するホッテストバージョンである「RS Q3」を含め、リファインがおこなわれた新型Q3シリーズが共通して採用するルックス上の特徴は、六角形の表現がより明確にされると同時に“目尻”部分がヘッドライトユニットへと繋がった新造形のフロントグリルや、あらたなグラフィックを用いたリアのコンビネーションランプ、やはり新デザインが採用された前後のバンパーなど。

独特の輝きで非点灯時でも斬新さをアピールするフルLED式のヘッドライトは、RS Q3には標準採用で、それ以外のグレードではオプション設定。ちなみに、このところのアウディ車が率先して流行を仕掛ける、流れるように点滅する「ダイナミック ターンインジケーター」は、Q3シリーズの場合はリアのみへの採用。RS Q3には標準で、それ以外では前出ヘッドライトと共に、「LEDパッケージ」としてのオプション設定の扱いとなる。

今回テストドライブをおこなったのは、ターボ付きの直噴2リッター4気筒というエンジンの基本デザインは不変ながらも、従来型に対してパワーとトルクの双方をアップさせつつ、やはり従来と同様の7段DCTと組み合わせながら燃費データも向上させた「2.0 TFSIクワトロ」グレードである。