BMW 6 Series Cabrio|ビー・エム・ダブリュー 6シリーズ カブリオ 発表
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2015年3月30日

BMW 6 Series Cabrio|ビー・エム・ダブリュー 6シリーズ カブリオ 発表

BMW 6 Series Cabrio|
ビー・エム・ダブリュー 6シリーズ カブリオ

2011年、ローンチ予定の新型“6”カブリオレ

BMWは、ロサンゼルスオートショーで突如、2011年に登場予定とする新型6シリーズのカブリオレを発表した。ショー会場で実車は披露されなかったが、動画共有サイト上では、PR映像が公開されている。

文=松尾 大

利便と絢爛を兼ね備えた伝統的スタイリング

あたらしい6シリーズのオープンモデルは、長いボンネット、前方に向けて傾斜したフロントグリル、キセノンヘッドライトや18インチアロイホイール(650iは19インチ)など、9月のパリサロンで披露された「コンセプト6シリーズ クーペ」とほぼ共通のアピアランスをもっている。車重増を防ぐため、現在主流となりつつある、メタルトップではなく、現行モデルとおなじソフトトップを採用。ルーフの開閉は25mph(40km/h)まで可能で、オープンには19秒、クローズまでには24秒を要するという。

インテリアは、これまでの6シリーズと共通する文脈で仕上げられているが、使用する素材をより吟味し、また運転者の操作性を第一にデザインされている。特筆すべきは、ダコタレザーを使用したシート(光を反射する機能をもつナッパレザー仕様はオプション)とスマートフォン(BlackBerry)に届いたEメールをBluetooth接続を介して表示することができる10.2インチI Driveディスプレイだ。

この6シリーズ カブリオはローンチ段階では、ふたつのエンジンから選ぶことができる。640iに搭載される3.0リッター直列6気筒ターボは、最高出力239kW(324ps)、最大トルク450Nm(45.9kgm)を発揮。トランスミッションは6速MTもしくは8速ATで0-100km/h加速は5.7秒、最高速度はリミッターによって155mph(250km/h)に制限されている。またCO2排出量は185g/kmにおさえられているという。

BMW 6 Series Cabrio|ビー・エム・ダブリュー 6シリーズ カブリオ Photo02

BMW 6 Series Cabrio|ビー・エム・ダブリュー 6シリーズ カブリオ Photo03

650i用の4.4リッターV型8気筒ツインターボエンジンは、最高出力304kW(413ps)、最大トルク600Nm(61.2kgm)を発揮し、最高速度は640iとおなじく155mph(250km/h)でリミッターが作動する。0-100km/h加速は5.0秒で、CO2排出量は249g/kmとなっている。

BMWらしいハンドリングを実現するため、強化アルミニウムを使用したフロント/ダブルウィッシュボーン、リア/マルチリンクサスペンションがあたえられている。さらに、標準でダイナミックダンパーコントロールを設定。さらに、オプションではアクティブ・ロール・スタビライゼーションを選ぶことができ、よりフラットで安定したコーナリングを実現してくれる。くわえて、高速安定性と駐車場など都市部でのつかい勝手を両立させたインテグラルアクティブステアリングシステムも選ぶことが可能だ。

このあたらしい6シリーズは、現行モデルと比較し、74mm長く、39mm幅広く、9mm低くなっており、ラゲッジルームは350リッター(ルーフ開口時300リッター)を確保している。

ローンチ時期は、ヨーロッパで2011年3月、米国でも来春が予定おり、価格などそのほかの詳細については、後日発表される。

実際の走りは見ることができないものの、ソフトトップが静かに開いていく様子やインテリアなどのディテールを以下の動画で確認することができる。

           
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