ホンマタカシ × リコーGXR 「トランジット」

ホンマタカシ × リコーGXR 「トランジット」

DESIGN FEATURES

ホンマタカシ × リコーGXR+A12 50mm

「トランジット」

銀塩のカメラで斬新な作品を発表しつづける世界的な写真家 ホンマタカシ。彼が、リコーのデジタルカメラ「GXR」で写し出したのは、空港でのトランジットのさいの、ふと生じたエアポケットのような、言葉では表現できない感覚。写真家の感性に、最新のデジタルカメラが呼応する。

写真=ホンマタカシ文=三宅和歌子

これなら、つね日ごろから使ってみたい

このカメラ、すごくいいです。すごく気に入りました」
と、リコーGXRを手にしたホンマタカシさん。

「まず立ち上がりが早いというのと、よく使うところのボタンがわかりやすい。たとえば露出補正とかが一発で感覚的にできるんです」

そんな操作性に優れているところに好印象をもったという。

今回、GXRで撮影したのは空港でのトランジットの風景。

「乗り換えのときって必ずダルい感じになりますよね。そこに夕陽がばーっと差してきたりして、なんかこう自分がどこにいるのかわからなくなる感覚。そういうのを撮りました(笑)」

なので、場所はあえて限定していない。ぽっかりと空いた時間に目的地ではない場所。時間も空間もあいまいなままに漂っているような、ぼんやりとダルい感覚。そんな言葉にならない空気感を写し出すのにもGXRはストレスなく応えてくれたよう。

「デジタルカメラは今のところ僕にとってはあくまでサブなのですが、これはつね日ごろから使ってみようかな、という気になりました。じつはGRも持っているのですが、僕は広角が好きではないので、広角単焦点のGRよりこのGXRのほうが合ってますね」

また、本体とカメラユニットで構成され、レンズ交換ができるというのもポイントが高いという。

「とくに僕らはレンズ交換することに慣れている。知り合いが偶然におなじカメラを持っていて、一緒にいたときにズームが足りないな、と言ったらもう少し長いレンズを貸してくれたんです。それが、カシャっとスライドで入れ替えるだけだった。なんだかマジンガーZ的でかっこいいな、と思いました」

さらに遠くのものだけではなく、近くのものが撮れるのも魅力的だと言う。50mmの単焦点レンズでは、約7cmからマクロ撮影ができる。

「この50mmのレンズを付けたのと、もう1台ボディを買ってS10という24~72mmのズームを付けたら完璧ですね。あと、その知り合いが自動開閉式レンズキャップを付けていてすごく便利そうだった。それもぜひ欲しい、と思いました」

さらに、ホンマさんが注目しているのが動画モード。

「スティルはまだフィルムで撮れてしまう。ただ、動画は圧倒的にデジタルのほうがいい。デジタルならではの優位性は動画にあると思うんです」

短い映像が撮れるカメラの動画モードにも、もっと可能性があるのではないかと考えているようだ。

GXRをかなりお気に召したようすのホンマさんだが、「もう少し長いレンズも欲しいなあ」とのこと。現在、GXRのカメラユニットは4種類。もっとも長い28-300mmのレンズユニットをお薦めします!

ホンマタカシ

ホンマタカシ|HOMMA Takashi
1962年東京都生まれ。写真家。1999年、写真集『東京郊外 TOKYO SUBURBIA』(光琳社出版)で第24回木村伊兵衛写真賞受賞。2008年、ニューヨークのApertureから写真集『TOKYO』を刊行。1993年から2007年までのあいだに東京をテーマに撮影した作品が収録され、それまでの集大成的な内容になっている。2009年、単行本『たのしい写真 よい子のための写真教室』(平凡社)を刊行。2010年より東京造形大学大学院客員教授。
http://betweenthebooks.com

リコー GXR

リコー GXR|RICOH GXR
ユニット交換式のデジタルカメラ。ユニットには焦点距離の異なるレンズと、それぞれに最適化したタイプ、サイズの撮像素子、画像エンジンを搭載。これを交換することで、レンズのみの交換よりも多彩なシーンに対応できる。ひとの眼に近い画角の50mm短焦点レンズ「GR LENS A12 50mm」をはじめ、「RICOH LENS S10 24-72mm」「RICOH LENS P10 28-300mm」「GR LENS A12 28mm」のカメラユニットがある。オープン価格。

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