INTERVIEW|DJ KAWASAKI×F1レーサー 山本左近 音楽対談

INTERVIEW|DJ KAWASAKI×F1レーサー 山本左近 音楽対談

LOUNGE

ニューアルバム『PARADISE』リリース記念!

DJ KAWASAKI×F1レーサー 山本左近 音楽対談(2)

12月、elevenにてふたりの共演が実現

──F1レーサーである山本さんがDJをはじめた理由とは?

山本 正直DJになりたいと強く思ったことはないんですよね。なんといっても音楽を聴くことが好きで、高校生くらいからレコードを買いはじめ、ちょっとずつその数が増えていくうちに今度はターンテーブルを手に入れて、レコードをつなぐ練習をしているうちに、いつの間にか“DJ”と呼ばれるようなことをやっていた、という感じです。

KAWASAKI 昨年The Roomで沖野さんと僕と左近君の3人でイベントをやったんですよ。そこではじめてちゃんと彼のDJを聴いたんですが、左近君が聴いてきた音楽の歴史がみえましたし、彼はいろんなひとのDJプレイもすごく見てきているので、それぞれのいい部分を自分のものにしてきているなと感じました。彼のプレイはとにかくストイックなんですよ。ブースに入った瞬間に豹変するというか、瞬時に自分の世界へ深く入っていく──きっとレースのときもこんな感じなんだろうなって思いました。

そういうのを“感情準備”というのですが、それが意識せずともつねにできているんでしょうね。あの切り替えの早さは、本当にプロの世界で戦ってるひとなんだなって感じました。

山本 どんなスポーツでもそうですが、とくにレースでは集中力というものがとても重要で、一瞬たりともミスの許されない世界ですから、いざヘルメットをかぶってマシンに乗り込んで、走る準備ができた瞬間にはすべてのことがレースに集中している状態に切り替わっているんですよ。DJブースに立った瞬間もおなじで、そのとき集中すべきことに集中するというのはもう癖かもしれません。

KAWASAKI 話しかけられないオーラが出てます(笑)。

山本 真剣にありたいという想いがつねにあって、DJブースに立った以上、そのひとがプロであれアマチュアであれ、フロアにお客さんがいるのであればそのときできるベストを尽くすべきだと思っているんです。その状態で笑顔があればベストなんでしょうけど、僕の場合まだまだDJとしての経験も少ないし、余裕もないんです(笑)。

KAWASAKI  DJのときはお酒も飲まないですしね。

DJ KAWASAKI×F1レーサー 山本左近 音楽対談 2-3

山本 もともと普段あまり飲まないからというのもありますが、一度お酒を飲んでからDJをしたことがあって、そのとき自分のやりたいことが思うようにできなかったんですよね。つぎになにをかけるか、フロアの反応を見てどうリアクションするか、そういった判断がお酒を飲んでいるとあまくなってしまうんですよね。もちろんお酒がエネルギーに変わるひともいますけどね。

KAWASAKI 僕の場合は後者ですね。自分が飲みたいというのももちろんありますけど、お客さんとおなじテンションでいたいんですよね。僕はクラブで働いてきて、お酒の力を借りて瞬間的に現場をスパークさせるコツを学んできたので、それを活かして盛り上げるという、DJでありながらスタッフの目線でフロアを見ているんだと思います。

──そんなおふたりの競演を見ることのできる機会はまたありますか?

KAWASAKI  12月10日に僕、左近君、DAISHIDANCEと、まだ未定ですが、あと数名とでelevenにて『PARADISE』のリリースパーティーを予定しています。